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2015年5月30日土曜日

Environmental Principles(4日目)

今朝から、Environmental Principlesの4日目でした。千知岩先生のレクチャーは、前回の帰結主義倫理(Consequentalism)から、義務論(Deontology),徳倫理(Virtue Ethics)へと展開しました。いくつかの倫理理論の有効性と限界性に小さな質問への回答を通じて触れ、履修者の皆さんは、自分の価値感を改めて顧みることになったと思います。約1ヶ月のお休みを挟み、次回は、気候変動問題を検討する予定です。

2015年5月26日火曜日

段ボール緩衝材

ダンボールを使った緩衝材は、本当に良くできている。接着剤もテープを使わずに、
切り込みと折り込みのみで、目的物を守る機能を発揮させている。

しかも、分別せずにリサイクルできる。ダンボールは、また、ダンボールとして、
生まれ変わるのである。無名のエンジニアによるこの造形は、黙々と、そして、
シンプルに、世の中を支えているのである。

見れば見るほどに、惚れ惚れする造形だなあ。




2015年5月25日月曜日

ヤドハン報告

北九州市八幡西区楠橋界隈の民家に生えるエノキ(榎)を宿主とするヤドリギです。数にして、50個体は超えています。

これだけの数を宿して、耐えているエノキは、なかなか強靱な体力の持ち主とお見受けしました。

渡りの季節には、ヒレンジャクも飛来し、それを見る人たちも集って、ずいぶんと賑わうのでしょう。



2015年5月23日土曜日

環境原論(3日目)正義論から

今朝から2コマは、千知岩正継さん(国際政治学)と大学院科目「環境原論」(Environmental Principles)の集中講義でした。正義論を下敷きとして、今日は功利主義の視点から原発再稼働の賛否を議論することの利点と限界性について、グループワークを行いました。この授業では、特定の視座に基づいて思考する訓練をいくつか行うことで、多様なものの見方を知ること、自分の思考傾向を把握することができるようになります。それにより、感情的な思考停止に陥らず、多様な人たちと価値を共有しながら、環境問題に取り組む素地を築きます。
 千知岩さんとの授業は、今日を含めて3回(6コマ)続きます。