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2021年3月31日水曜日

オフィシャルウェブサイトを作って1年が経ちました

こんにちは。辻井洋行です。

自分のオフィシャルウェブサイトを作って、丸1年が経ちました。きっかけとなったのは、大学の授業に非常勤講師として来てくれていたコワーキングスペース秘密基地の岡秀樹さんによるビジネスプランニングで習ったLanding Pageという考え方です。

ウェブ上の色々な記事を見て、僕に何か仕事を依頼してみようという人が、はじめに訪れるページであり、顔になるものです。メールの署名欄にも、このサイトへのリンクを付けています。こんど名刺を新調するときには、QRコードを付けるなど、仕掛けを施していこうと思います。

まだまだ練り上げが足りないのですが、今のところは、研究調査依頼や社内研修のコーディネートなどの仕事の依頼につなげようとしています。しかし、今のところは、ソーシャルメディア・ポータル色が強いデザインになってしまっています。

当面のKPIを設計して、必要な改善を行ない、アクセスが増えて、仕事上の連携が高まるウェブサイトへ育てて行きます。






2021年3月30日火曜日

うちにもヤモリがいました

こんにちは。辻井洋行です。

うちの納屋の片付けをしていたら、ヤモリがいました。きっと、うちがこの物件を借りる前から、ここに住んでいるのかもしてません。ひっそりと棚の裏にたたずんで、逃げるでもなく、こちらを伺っています。

ニホンヤモリ(Gekko japonicus)は、は虫類の一種で、秋田以南の地域に住んでいるそうです。学名には、japonicusとついていますが、中国や朝鮮半島から渡ってきたと考えらえれているそうです。

それはさておき、ヤモリは「家守」と書き、家の周りにいる害虫を食べてくれるので、人にとって有益な動物と考えられてきています。見た目から、敬遠する人も少なくないようですが、よくよくみると愛嬌のある丸い目をしていますよ。

うちの納屋の壁には、たくさんヤモリの糞らしきものが付いていたので、洗い落とすのにいくらか手間取りましたが、それも害虫を食べてくれた結果と思えば、よしとするべきでしょう。

鳴き声は、「キュウキュウ」とけなげに響かせるそうですよ。
飼育するファンもいるそうです。お好きな方はどうぞ。https://youtu.be/v5tCl4PaT6o



2021年3月29日月曜日

エンドウに竹の枝で添え木をしました

こんにちは。辻井洋行です。

ここ2週間で、庭に植えたエンドウ豆がどんどんとツルを伸ばして来ています。これまでは、庭の中にある腰ほどの高さのフェンスに巻き付かせていたのですが、とうとう高さが足りなくなり、ツル通しがお互いに絡まって支え合うような状況になってしまったので、なにか策をかんがえなきゃなと思っていました。

そこで、近所の竹藪へ行って、既に誰かが切り倒してしまってあった竹の枝を何本か拾ってきて、フェンスにくくりつけてみました。次の朝には、エンドウのツルは、その竹の添え木を見つけて、絡みついて縦へ横へと伸びて行こうとしていましたよ。不思議ですね。

ツルには、光学的な目はついていないはずですが、きっと伸びて行くときに、風に吹かれるなどして添え木に触れ、その表紙に取っかかりを得て、絡みつき始めるのでしょう。

エンドウもまた葉を広げて、なるべく日光を得ることで、よりたくさんのおいしい実を付けてくれるはずなので、添え木によって、葉がお互いに重なり合わないようにしていくことが必要です。

また、この成長のタイミングで、根元には追肥をして、どんどん成長を後押ししようと思います。家庭菜園は、歳をとってからやれば良いと言う考え方もありますが、きっと歳をとってから始めようとしても思うようにできないはずです。

スキマ時間をうまく使いながら、少しずつ植物や野菜の育て方を身に付けておくと、いつでもスキルをうまく発揮していけるのだろうと思います。



2021年3月28日日曜日

庭の手入れの考え方

こんにちは。辻井洋行です。

庭の手入れをしました。庭は人が作る場所ですが、そこには自然がたくさん含まれています。自然は、人間の意思に従って整ってくれるわけではありません。なので、手入れが必要になります。

手入れをサボれば、自然が顔を出します。庭は直ぐに草で覆われてしまいます。人が作ったものは、どんどんと朽ちて見るに堪えない状態になるでしょう。

しかし、庭の美しさを支えてくれているのも、また自然の片鱗です。自然は、その場所で最も発現しやすい形になっていきます。ただし、それを庭の持ち主が気に入るわけではありません。そう思えば、自然とどうやって折り合いを付けていくのかが、庭を手入れする時の基本的な考え方になるはずですね。

庭との付き合い、ベランダのプランタひとつでも、同じように考えて付き合っていきたいものです。

チシャ・レタスもまた鑑賞に


2021年3月27日土曜日

夜中まで夕涼みする街の暮らし

こんにちは。辻井洋行です。

こちらは、2012年あたりにベトナム・ハイフォン市の中央公園で撮影したものです。建国の父といわれるホーチミンさんの大きな肖像画が掲げられています。この公園には、夕涼みを兼ねてたくさんの人が夜中の12時ごろまで繰り出して、バドミントンやダンス、いろんなゲームをして楽しんでいます。

日本でも夜遅くまで人が繰り出すことはありますが、たいては大人の街のことであり、子供から高齢者までが、町中の公園に繰り出して、わいわいやっている光景を見ることは、特別なお祭りでもない限りは見られませんよね。僕も夕飯後の腹ごなしに、散歩をして回ったものです。

また、老若男女が夜中に街中に繰り出すということは、街中に人が住んでいるということです。日本では、人が住まない商店街は増えて来ていて、郊外から通ってきて仕事する例も増えているといいます。

ハイフォンでは、こういう夕涼みは毎晩のことでした。夜には出歩かず家に閉じこもってしまうのではなくて、街に繰り出して、みんなで遊びに興じる文化は、輸入できるといいのになと今でも思います。寒い時期は、ちょっと辛いけどね。

2021年3月26日金曜日

今年度の厄はきれいに流されました

こんにちは。辻井洋行です。

 愛車が足回り部品の故障のため、自走が危険とのことで、レッカーにてディーラーへ運ばれることになりました。レッカーにひかれていくのは、2016年以来のことで、2度目になります。

僕は、車がレッカーされていくのを「ドナドナされる」というのですが、愛車がドナドナの憂き目に合うのはとても心苦しく、可愛そうでなりません。それでも、修理してもらって元気に戻っておいでとも思って送り出しました。

12年目の愛車ですが、まだ走行距離は10万キロに満たないので、まだまだ走ってもらうつもりです。6ヶ月ごとの定期点検に出しているので、これまで出先で故障するという経験はありませんでした。ただ、これからちょこちょこっとこういうことが起こるのかもしれません。

今回は、ブレーキ周りでしたので、悪くすれば、停止できずに事故になっていたかもしれないと考えれば、持ち込んだディーラーさんで、故障を見つけてもらえてラッキーだったと思います。

2週間前には、排水溝の詰まりがあり、今週には車の故障と来ました。これで今年度の厄は流し終えたと勝手に納得して、4月を迎えたいと思います。笑

2016年のドナドナ風景


2021年3月25日木曜日

吉野生まれの桜知らず

こんにちは。辻井洋行です。

僕の故郷は奈良・吉野です。賀名生の梅林や吉野山の桜など、春の花の名勝があります。賀名生の梅林は子供の頃、犬の散歩などで、その時期には当たり前に楽しんだものです。しかし、吉野山の桜は、一足延ばさないといけない場所にあるので、なかなか見る機会がありませんでした。

そういうことなので、「出身地は吉野です」と自己紹介すれば、相手からは「ああ、桜で有名な」と返されるのですが、「そうなんですが、桜の良い季節にはなかなかいけなくて」と話すことになります。

吉野山の桜は、4月上旬から徐々に咲き始め、中旬頃に満開になっていきます。子供の頃は、吉野山の桜と言われてもピンと来ず、関心はありませんでした。大人になって働き始めてみると4月の中旬ごろに、花見に吉野山にまで出かけていく時間を取りづらくなっていました。

このように、「吉野生まれの桜知らず」というちょっと恥ずかしい自分を感じていたのです。(笑)それを解消できたのは、2018年のこと。3月末から4月上旬に故郷へ戻った年は、たまたま開花時期が早く、下千本から中千本にかけて、見事に咲きそろっていました。

これで、40数年かけて、やっと「吉野生まれの桜知らず」を返上することになりました。とはいえ、吉野山には遠方から毎年通っていらっしゃるファンが何万人もおられるようですので、そちらの皆さんには、なかなか敵わないものです。



2021年3月24日水曜日

ウグイスのさえずりをみた

こんにちは。辻井洋行です。

ウグイスのさえずりを見た。手は届かない立木の上で鳴いていた。サイズは、スズメくらいか、もう少し大きいくらい。さえずる時には、力一杯、小さい体を震わせている。小さな体から、とても大きく発声している。しかも、とても上手に、心地よい声色で。

姿は目立たないのだけど、さえずりは、一級品である。さえずる自身は、縄張りを主張しているばかりであるが、端から聞く人はそれを楽しんでいる。いや、当の本人も、自分の声色に気づいた時から、より美しく、より大きくを追求しているのかもしれない。春先の暖かな日差しの元で、自分の実力を発揮するのは、きっと気分のよいことだろう。

ウグイスは、単独で行動しているのがよい。仮に、スズメのようにたくさん群れて、電線に並び、さえずっていたら興ざめである。また、ウグイスは、声の良さを追求するために、目立たない姿になったのかもしれない。声に掛け、一点張りで世代を重ねる中で、いまの姿を獲得した。目立たないことで、外的から身を隠して生きている。ただ、さえずりの良さを縁として。

ウグイスの解説はこちら。サントリーWEBサイトhttps://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1384.html



2021年3月23日火曜日

視点の置きどころでものの見え方が変わる

こんにちは。辻井洋行です。

今日は7時間ほど車を運転することになりました。車の窓から見える遠い景色はゆっくりと流れますが、真横のガードレールはものすごいスピードで流れていきます。また、はるか前方を走る車は、とてもゆっくり動いていますが、私の車のボンネットのすぐ先の路面は、どんどんと車の下の方へ吸い込まれていきます。それでも、車の中の自分は、座席に座ってハンドルを握っているだけです。

これと同じような経験は、飛行機になった時、感じることができます。高いところを飛んでいると、周りの景色はとてもゆっくりと流れていきますが、特に着陸するときには、飛行機のスピードの速さを実感します。高高度では、時速1000キロメートルで飛んでいる飛行機は、着陸するときには時速250キロメートル位まで減速しているようです。それぐらい速度の違いがあるのに、着陸した途端の飛行機の方が、対地速度が目視できる分だけ、速く感じられます。

同じ動きの中にあっても視点の置き所で、違った状況を感じられる。どの視点を取るかは、自分自身である程度は決めることができます。主体をどういう風に発揮するのか。それによって、ものごとの見え方が変わります。長距離ドライブの間は、図らずも、そんなことを考える時間になった。
花も視点の置きどころで見え方が変わる


2021年3月22日月曜日

自治について考えた午前

こんにちは。辻井洋行です。

日曜日には、住んでいる地域の自治会組総会がありました。僕は、1年間、副組長の仕事をいただいたのですが、コロナ禍にあって、具体的な活動がほとんどありませんでした。僕自身が行ったのは、防犯灯のLEDランプが切れていないかどうかのチェックをお盆のあたりに、担当している地域を全て歩いて行った位です。それ以外の防犯活動については、ほとんどがキャンセルになりました。

総会の中では、参加者の皆さんからいろいろな意見が出ていました。自治会を抜ける人が何人も出てきているということでした。理由としては、高齢であること、親の介護があって役員をできない、自治会に入っている理由がないというものも含まれていました。

自治会の中の役割は、定期的に回ってくるので、それを重く感じる人にとっては、自治会を辞めれば気楽になれるということになります。ただ、地域のゴミ出しの管理や、防犯灯の費用など、自治会で取りまとめた予算で運営しているものについては、理事会を辞めてしまうとフリーライドすることになってしまいます。

ただ、自治会サービスへのフリーライドをさせないことを引き留める利用にするのは些か短絡的であるように思います。むしろ、積極的に関わりたいと思える自治会にしていく必要があると思うし、住んでいる人たちの生活の状況や、自治会活動の内容の見直しや手続きの煩雑さを簡略化していくといった形で、誰でも参加しやすい状況を作っていくということが必要なはずです。

総会の参加者の中には、この地域に住んでいるのだから、住んでいて楽しい地域にしたいし、みんなが力合わせて草取りをしたり、子供の見守りをすることによって住みやすい地域ができているので、より多くの人が住みたいと思うような地域を作っていきたいという積極的な意見もありました。

そういうご意見を聞いていると、この地域も捨てたもんじゃないなと思わされました。日常生活に必要なことを生活サービスの購入で置き換えられるようになっている今日において、地縁やコミュニティを重視したい気持ちを持つ方がおられ、その人たちが意見を発信できる土壌があるのは素晴らしいことです。

自治活動は、自分たちで生活のあり方を決めていくことが趣旨です。その地域にある具体的な考えや思いを汲み取った自治が行えれば、主体的に関われる地域になっていきます。なかなか良い地域に地縁を頂いたものだなと感謝しているところです。

いつかのCentral Park


2021年3月21日日曜日

ちょっと私用があってPCR検査を受けることにした

こんにちは。辻井洋行です。

ちょっと私用で必要があり、新型コロナのPCR検査をすることになりました。インターネットで検索し、ICheckというブランドの検索サイトから申し込むと、東京の医療法人から検体採取キットが送られてきました。

中をみると、唾液を入れるための蓋付きの試験管が1つ、唾液を試験管へ簡単に集めるためのロート、試験管を保護するための緩衝材、それを梱包するための「BIO Hazard」と書かれた厚手のビニール袋、さらに発送用の段ボールケースなどなどが入っていました。また、発送のためのゆうパックの品名欄には、「コロナ検体(不活性済み)医療機関同水準三重包装」と書かれてあります。

ネットを使ったPCR検査には、対面でやりとりするものと、自分で作業全部するものがありました。僕は後者を選びました。まぁ何事も経験と言うことで、検査申請をしてみるわけですが、どのような結果が出るか、楽しみと不安が同居しています。

ちなみに、今回送られてきた検査キットはオランダ製と書いてあります。いろんな国のメーカーが生産供給しているようですが、このような検査システムを高い精度で、もっと安いコストで供給できるかどうかは、これからの世の中の動きを左右しますね。




2021年3月20日土曜日

モノを減らして身軽な生活をしたい

こんにちは。辻井洋行です。

身の回りのものをどれだけ減らしていけるのかは、僕のこの数年の関心です。断捨離やミニマリスト、コンマリ・ブームの影響はガッツり受けています。(笑)動機としては、勝間和代さんのいう収納破綻です。もうこれ以上、収納に持ち物が収まらない。そこで、収納を増やしても、きっとまたその収納は満杯になってしまうはずです。もう少し話しが大きくなれば、より広い物件へ引っ越さざるを得なくなります。

ものを持てば持つほど、それを収納するための支出が増えてしまいます。収入は無尽蔵に増えるわけではありません。支出も、収納以外に振り向けたいモノやコトがいくつもあります。持ち物を収納するために、支出が増えるのは生産的なこととはいえないでしょう。商材を抱える企業であれば、倉庫を持つことで資産を抱え、販売機会を逃さないことが必要になります。それでも、在庫量の最適化を常に検討し、改善に改善を重ねているはずですよね。

僕のような個人が抱えるモノは、生活の不便を解消したり、彩りを与えたりするものです。特に販売を目的とするものではありませんよね。そうであれば、必要なものが揃っていればよいし、むやみに手元に集めていく必要もありません。家の中にモノがあふれたら、足の踏み場がなくなるし、積み上げたりしたものが崩れてくるとケガをしたり、他のものを壊してしまうことだってあります。

モノを持つとしたら、視覚的にスッキリさせることが必要でしょう。雑然と置きっぱなしにするのではなく、定位置管理がなされている状態を作ること。定位置があれば、そのモノを探すことに時間を取られたり、イライラさせられたりすることはありませんよね。

このように書いていけば、モノを持っていること、特に不要なものをいつまでも持っていることへの疑いが気持ちの中に湧いてきませんか。なるべくものは集めないこと、手元にあるものは、定位置管理を徹底すること。生活の不便を解消し、生活を彩る最低限のものを持つことで良しとすること。モノを減らして身軽な生活をしたいものです。今週末は、それを形にする2日間かな。

Furnished rental property, 2015-16
空っぽは潔い


2021年3月19日金曜日

より多くの情報を吐き出すことにより多くを学び取ることができる

こんにちは。辻井洋行です。

朝の時間に、頭の中の情報を外に吐き出すことがなぜ大事なのかということについて考えてみました。

1つの例えとして、私たちの呼吸になぞらえることができると思います。息を大きく吸うには、その前になるべく多く吐き出しておく必要があります。息を大きく吐き出した後には、たくさんの空気を肺の中に送り込むことができます。空気を吐かずに、吸い込むだけ吸い込もうとしても、スムーズに肺の中には全然入っていきませんよね。また、空気を吸い続けようとしても、かえって息苦しさが増していくだけです。

吸い込むことばかりに意識がいってしまうと、吐き出すことを忘れてしまいます。そこで一旦落ち着いて、空気を吐くことに意識を向けることにより、結果的に 新鮮な空気をより多く吸い込むことができるようになります。

おそらく、頭の中の知識も同じで、吐き出すことにより、より多くの新しい情報を取り込むことができるようになるのではないでしょうか。これは肺の空気の出入りとは 違う仕組みなのですが、僕自身はこのアナロジーによって、吐き出すことの大切さを再認識しました。学ぶ事は、情報を吸収することと思いがちですが、学んだことを書き出したり、誰かに話したりすることによって、自分自身の学びがより 深まると言う経験を持つ人が多くいると思います。

ぜひ知識を吐き出す、誰かに伝えると言うことに重点を置いて毎日を過ごしていることにより、より多くを学べる体質が築かれていくのではないでしょうか。



2021年3月18日木曜日

木の根の侵入を防ぐにはテーパーの入れ子構造よりもロケットの凸凹及びシーリングが良さそう

こんにちは。辻井洋行です。

先週末の排水溝清掃は、本当に大変な経験で、全身が筋肉痛になったばかりでなく、また詰まりがいつ再発するのかという不安が続いています。もちろん、木の根に埋め尽くされていた排水桝は、スッキリしたので、その心配は年単位でないわけですが、これは一種のトラウマ的なものかもしれませんね。

いま住んでいるのは賃貸物件で、築30年くらいです。ということは、排水桝も同じ年数が経っているはずです。桝の樹脂そのものはまだまだしっかりしているのですが、木の根の侵入を許してしまう構造に問題があると思います。

桝は、モノコック構造ではなく、階層ごとにいくつかの筒を積み重ねる重箱構造になっています。重箱のつなぎ目は、先細りのテーパーの形になっており、下の部品に上のものを差し込む形です。その隙間へ木の細い根っこが外から食い込み、なかにある養分を確認してグイグイと入りこんで来るわけです。

たとえば、桝の筒の連結部部が、宇宙ロケットのように、凸凹構造になっており、間にシーリングのパッキンが入っていたら、木の根の侵入のリスクを下げられるのかもしれません。最新の桝の構造を知らないので、こんど確かめてみようと思います。

こういう問題の発見があると改善を検討する機会になります。なぜなぜ?を大切にして行きたいものです。

写真はサンパウロ・日本人街の歩行者信号


2021年3月17日水曜日

コロナ禍巣籠もりが1年も経てば立ち居振る舞いは随分変わった

こんにちは。辻井洋行です。

コロナ禍による巣ごもりを1年過ごせば、風邪を引かないための身のこなしや生活習慣が身について来たように思います。コロナウィルスは、一般的な風邪症状を引き起こすものであり、新型は毒性が強くなったものです。新型コロナ以前にも、私たちは従来のコロナウィルスの宿主となって、自覚症状のないまま、誰かと一緒に食事したり、カラオケしたりして、お互いに移し合っていたんだろうなと思います。

「同じ釜の飯を食った仲間」という言葉が日本にはありますが、誰かと食事をすることで、親睦を深めるのは、人の本能に根ざしたものであり、割と一般的に好まれる行動なのかもしれません。食事をしている時は、それに集中して無防備であり、緊張感が緩む時間です。また、食物を口にすることは喜びであり、それを共にすること、分け合うことは仲間であることを確かめることでもあるわけです。

とはいえ、この1年で、家族以外と食事をことが無くなったので、宴会ってどんな感じだったかなと遠い目をして思い出さないといけないくらいです。ただ、同じ釜の飯を食いながらのコミュニティ作りは、何万年も前からのご先祖様から伝わる習慣なので、それに変わるコミュニティづくりの方法が定着するまでには、いくらか時間が掛かるのかもしれません。同じ釜の飯を食わなくても、コミュニティが良い感じに機能している例があれば、その仕組みを確認してみたいものです。

折尾駅前にあったネパール料理店で

2021年3月16日火曜日

「なぜ、なぜ」と問いを立てて掘り下げることが根本的な問題を取り除く近道になる

こんにちは。辻井洋行です。

今回は、「なぜ」を掘り下げることについて考えてみたいと思います。物事は、私たちの目や耳や鼻などで知覚される様々な現象です。それらについて、そういうものとして流してしまう事はできるのですが、なぜ、それがあるのかという事について考えることも、私たちが生きる上での楽しみであり面白さであると思います。

ある会社が活動しています。その会社がどんな活動しているのか、その背景には、どんな経営理念があるのか、どのような産業間の関係があって、その会社が存在しているのかという事は、ある程度調べればわかることです。ただし、「なぜ」その活動をしているのか、「どうして」その経営理念を持つに至ったのか、「なぜ」その産業間関係が生ずるに至ったのかということについて検討していこうとすれば、事実の確認と、もう少し深い問いが必要になると思います。

なぜ、その会社があるのか、おそらく何らかの社会的ニーズがあって存在するはずです。では、なぜその社会的ニーズがあるのかという風に展開していけば、私たちの住んでいる世の中がどのような状態であるのか、さらには、そのような状態がどうして生じたのかを掘り下げていくことになります。問題に対して、対症療法的に応対しているうちは、このような問いを立てる必要はありません。根本的な問題を取り去ろうとすれば、このような問いを重ねていくことが、実はかえって近道となっていたりします。

日常生活からはあまり縁遠い活動のようですが、なぜ私たちが存在するのか、なぜ宇宙があるのかといった究極的な問いは、人間にとってとてもロマンチックな営みであると思います。ぜひ、時間があるときにでも、どうぞ。



2021年3月15日月曜日

引っ越しは好き?嫌い?

こんにちは。辻井洋行です。

部屋の模様替えや机の上のセッティングを変更するのが好きなのは、僕にとって引っ越しが習慣になっているからかもしれません。引っ越しは、環境が大きく変わって、心機一転リセットして、物事に取り組める機会ですよね。その作業がめんどくさいと思うだけなのか、生活を切り替えるためのチャンスとして捉えるのかによって、その人にとっての引っ越しへの印象がずいぶん違うのでしょう。

私は大学へ進学した18歳の頃から、2年に1度は住む場所を変えていたように思います。はじめに一人暮らしを始めた4畳半の部屋から、2年後には、先輩が退去した後の少し広い部屋へ。その2年後、大学院に進学したら、留学生と一緒の学生寮へ。2年間の期限の後は、家賃の安い間借りのお宅へ。その後は住み込みのアルバイトのため鎌倉の社宅の離れへ。

そこから採用のあった北九州へ動きました。ここでも、社宅に1年間住んだ後は、すぐにアパートへ引っ越しました。アパート暮らしが10年ほど続きましたが、その後、戸建ての賃貸へと引っ越しています。そこに2年も住まないうちに、アメリカへ1年間だけ駐在のために出向きました。さらに帰国してからの生活が5年ほど続いています。

このように振り返ってみると、数年ごとに引っ越しが続いています。そのため、引っ越すことが日常になっているので、また次の引っ越しの日がいつ来るのかと楽しみにしているところです。しかしそれがなかなか叶わないので、部屋の中の家具を移動したり、 仕事机の上の配置を切り替えたりして、自分を慰めているところです。(笑)

皆さんは引っ越しが好きですか嫌いですか?



2021年3月14日日曜日

虫歯も排水詰まりも予防が大切です。

こんにちは。辻井洋行です。

排水管が詰まってしまったようで、朝から夕方まで、掃除をしていました。どうも水回りからの排水の具合が悪いなと外回りを見回したところ、排水桝に水が溜まっています。水を抜く作業をしてみれば、上流の方では引いて行ったので、どうやら敷地から公設管への間に問題が有るらしいことが分かりました。

自力での回復を試みましたが、解決に至らず、明日朝早くにクラシアンさんに来て頂くことになりました。排水桝の中を覗けば、なんとなく流れていることは分かるのですが、スローなのですよね。

虫歯にならないための予防歯科には、取り組んでいますが、水回りの対策が甘かったかもと反省しています。洗面台や風呂場のフィルターで、ゴミが管に流れ込まないように、予防はやっぱり大事だなと思い知らされています。笑

結局、このあと詰まりの原因が分かりました。植栽のレッドロビンの根っこが、排水桝と公設桝の筒の中に入り込み、流れをせき止めていたのです。植栽にとっては、他にない「栄養源」ですからね。どおりで、排水桝周りの植栽が活き活きしていたわけだ。これを踏まえ、僕は、年に1度はその排水桝の木の根のケアをしようと心に決めました。

マーメード@Norfolk, VA

2021年3月13日土曜日

スマートウォッチで睡眠時間を記録することによりしっかり寝ないといけないことを再認識しました

こんにちは。辻井洋行です。

この1週間は、夜型から朝型の生活習慣の切り替えを行っています。それで特に気にするようになったのは、睡眠時間がどれくらい取れているのか、どれくらい深い睡眠になっているのかと言うことです。その計測のためにスマートウォッチを使っているのですが、これがなかなか便利で、いつ寝入ったのか、いつ頃から深い眠りに入ったのかということを、きっちりと記録してくれます。

これまで、スマートウォッチは目覚まし時計代わりに使っていたのですが、睡眠管理機能により重点を行くようになりました。それで過去何週間分間の睡眠記録を振り返ってみたのですが、驚くことに、とっても短い時間しか寝ていなかったことがよくよく分かりました。

先週までは、夕ご飯を食べた後に、少しリビングで横になっていると、よく寝落ちしてしまっていました。自分ではあまり気づいていなかったのですが、ずいぶんと睡眠不足の状況だったようです。そして、夕方に昼寝をすることによって、寝るタイミングがドンドンと後ろへ連れて行ってしまっていたのです。

そういう事はなんとなく 認識していたのですが、このように数字で、さらにグラフィックでわかりやすく示されると、無視できない事実で事実として突きつけられてしまいます。これは幸い、自分の生活習慣を改めるためのとてもわかりやすいインセンティブになりました。

スマートウォッチを腕に巻いて寝るのは、邪魔だなぁと少し気になっていたのですが、今となっては、何と言うこともありません。そのうち、スマートウォッチ何か作ってなくても、睡眠時間を自然に適切に管理できるようになるはずですよね。それまでは少しお世話になっておきましょう。



2021年3月12日金曜日

問題 には自分の裁量の及ぶことから取り組もう

こんにちは。辻井洋行です。

いまは、あまりブログの文章があまり進まない時です。気ぜわしい時には、また、それを加速することがやってくるものです。多くは、気持ちの持ちよう、整理の仕方で、クリアして行けばよいのですが、人の記憶の出し入れは、それほど自由自在にとはいかないものです。

ひとつことに集中してしまえば、別のことを忘れることができるので、作業の効率も高くなるはずですが、どうしても気が散ってします。そういう自分の性質を理解して、作業計画を立てる必要を考えるこの頃です。

大抵の課題は、自分の裁量が及ぶことと及ばないことに切り分けることができます。裁量の及ばないことについて気を揉んでも、解決はありません。できることは何か、それをどう進めればよいかを考え、実行に移していくことでのみ、状況を切り拓き、前進していくことができます。

ハノイの陶器の産地は「バッチャン」といいます
陶器なのに日本語の音では割れそうな名前ですね



2021年3月11日木曜日

自分にとってブログってなんだろうと考えてみました

こんにちは。辻井洋行です。

ブログは、ネット上のメディアであり、公式ではないセミオフィシャルなものです。僕が使っているbloggerは、TwitterやFacebook、Instagram、少し古いもので言えばミクシィ何かができる前から、もしかして同じ位の頃から、使われて来ています。僕にとっては、自分の考えをつらつらと書き連ねておいて、誰か関心のある人が読んでくれたらいいなという位のものであり、気楽さが特徴と思います。

毎日毎日、何か考えてみたことを表現して広く、見るためのメディアになっています。報告書や論文を書いたりするのとは、また違う感覚で対面することができるのが、ブログの良いところです。

ところで、この1週間は、毎日大学ノートに3ページ分のノートを朝から書くという日課を自分に課しています。それをやってみて良かったのは、頭の中に、そのノートに書き出された言葉が入っていたのを確認できたことです。表に出すことにより、その文字がまた視覚を通じてフィードバックされ、次の思考を生み出していきます。

私たちは思考しそれを積み重ね、少し違う組み合わせを作り出すことによって、他の人から喜んでもらうことができるようになるのではないでしょうか。それは、人生の一つの価値でしょう。

考えは、頭の中でくるくるとこねくり回しているだけでは、誰にも伝わりません。実は自分自身にとっても、考えとしてまとまらない状況が続きます。言葉にすることで、それは音声でもテキストでも良いのですが、いずれにせよ形にすることによって、他の人に伝わります。その相手の思考に働きかけることにより、新しい思考が生まれてきます。

そんな工程が数限りなく組み合わされることによって、一日がより豊かになり、多くの人が幸せな時間を過ごせるようになるのではないでしょうか。

ブログは、そういった交流を促進するメディアであり、そのように活用がなされることが、ブログの価値をより高めていくものと思います。もちろん、ブログに書かれる情報は、玉石混交ですが、その中から価値のあるものをつまみ出すのも、1つの思考過程です。いろんな情報を主体的に受発信することによって、初めて私たちは豊かな日々を築き上げることができるんだと思います。

今回は、ブログの使い方、特に自分自身にとってのブログの位置づけについて改めて考えてみました。



2021年3月10日水曜日

Grobal Entrepreneurship Monitor

世界の起業家活動に関する統計調査

https://www.gemconsortium.org/

夜型から朝型の生活へ

こんにちは。辻井洋行です。

僕はこの数ヶ月間随分と夜型の生活になってきていました。夜中の1時や2時ごろまで、ダラダラと仕事をして過ごすこともあります。朝には起きる時間が決まっているので、寝る時間が遅くなればなるほど、睡眠時間を削ってしまうことになります。

睡眠時間が短くなれば、その日は一日中ぼーっと意識が定まらなくなったり、集中力が続かなくなったりします。また、僕は職場で立った状態で仕事をしていますが、お昼ご飯を食べた後くらいから、座らないといられなくなったりします。それらは、睡眠不足によるものでしょう。

夜が遅くなればなるほど、意識が定まらなくなるので、「よし寝よう」という判断もおぼつかなくなります。時間が遅くなればそれだけ、判断能力が鈍くなり、より一層ダラダラとしてしまいます。仕事をするにしても、たいした生産性は期待できません。また、場合によっては禁断の夜食に手を伸ばしてしまうこともあるでしょう。 それは体重の増加に直結してしまうので、絶対に避けたいものです。

今週、始めた僕の改善は、Macに備わっているスクリーンタイム機能を使って、夜の11時前には画面がシャットダウンするように設定することです。それによって、夜中の作業を強制的に終了し、早く眠って、次の朝仕事を再開するという生活の習慣を作ろうとしています。私たちの行動は習慣になれば、こっちのものです。正しい習慣になるまでが辛いものです。

上の機能によって、11時過ぎには画面を見なくなります。まだ眠気が来ないとしても、何か本でも読んで過ごせば、ブルーライトで神経が高ぶるようなことも抑えられます。眠ることの大切さに敏感になっているこの頃です。

萩焼の猫カップ

2021年3月9日火曜日

自分との約束を守る習慣を作るために環境条件を整えよう

こんにちは、辻井洋行です。

生きていて、きっと最も難しいのは、自分自身との約束を守ることなのかもしれません。自分との約束は、他に監視する人がおらず、箍を締めるも緩めるも、自身のさじ加減であるからです。

睡眠時間を十分に確保するために、11時には床に就くという約束は、ややもすると簡単の崩れてしまいます。唯一、この種の約束を守るための方法は、習慣にしてしまうことです。習慣になるまでは、環境条件を整えて、物理的な強制力を働かせることにより、少しずつ習慣になっていくはずです。

例えば、どんなに仕事がたまっていても、11時に眠るために、端末が自動的にオフになるように設定しておく。また、それを解除するのが、いくらか面倒くさいというようにしておく。照明は、白色系ではなく暖色系にすることで、眠くなる方へ導いていく。足下を暖めることで、眠気を誘うようにする。

これらのように、物理的な環境を設定していくことによって、夜が更ければ眠たくなるように仕向けることによって、定時に眠ることを習慣化していくことができます。

また、起きている時間を制限することにより、言い換えれば、仕事をする時間を制限することによって、より集中して仕事に取り組めるようになります。間食するのを忘れるくらい仕事二集中することができるようになれば、ダイエット効果も期待できるにで、一石二鳥かもしれないですね。

このように、自分との約束を守れないといった甘えたことを言う暇があれば、環境条件を設計することで、約束を守れる状況を作っていくこと。これは、意識下でできることですよね。


サンパウロで見かけた粳米はMOMIJIでした

2021年3月8日月曜日

週末はギター弾き語りの練習をしています

こんにちは。辻井洋行です。

週末には、ギター弾き語りの練習をしています。練習をしながら思ったことは、その時間の中にスキルの波があるということです。

ギターは、弾けば弾くほど、長い目でみれば、うまく鳴らせるようになっていくはずですが、一日の練習時間の中では、必ずしもそうではありません。その原因は、疲れによる指の動きのバラツキです。週に一度程度の練習では、指先が元に戻っていまうので、毎回痛みを感じます。

また、手のひらには汗もにじみます。また、集中力も緩んできます。それらのせいか、例えば、コードのDを押さえる時には、1と3弦の2フレット、2弦の3フレットに指を置くのですが、それが、1フレットずつズレていたりしました。

また、歌唱についても疲れてくると声が張らなくなったり、かすれたりして、少し前の方がうまく歌えていたのにと思うことがあります。

三歩進んで二歩下がるという感じで、週末の練習は進んでいます。弾き語りをしている時は、それに没頭できるので、日常のリフレッシュ効果があるように思います。練習して、もっとうまくなりたいものです。

サンパウロの自家製ラーメンあすかで食べた味噌


2021年3月7日日曜日

本の読み方ってどうしてますか?

こんにちは。辻井洋行です。

今回は、本の読み方について考えたいと思います。僕は、本を平行して何冊か読み進めるのですが、読むスピードはあまり早くないと思っています。速読術などは身につけていないません。ただ、読む前に、著者の背景を確かめて、目次に目を通し、知っていることは、さらっと流して、知らないことを読んでいきます。

この読み方は、新書やビジネス書、教科書の類いの読み方で、小説など文学については、そういうわけには行きません。僕は、あまり小説の類いを読まないので、1冊を丹念に読み込むことはあまりやっていません。小説は、児童文学の範囲ですが、小学生の頃にずいぶんよみました。ポプラ社が出版していた緑色の背表紙のハードカバーを覚えている人がきっといるでしょう。

また、本を読む時に、傍線を引いたり、メモったりするということがあるようですが、僕の場合は、ドッグイヤーを付けるくらいです。どうしてもペンを持っているとスピードが乗って行かないし、思考が寸断されてしまうからです。なので、大事だなと思う一節があるページは、ページの上を三角形に小さく折り、目印だけつけておきます。ただ、このやり方が自分で買った本にしか適用できないので、注意です。

少し話しを戻します。目次を読めば、本の構成や流れをだいたい掴むことができ、どの内容を既に知っているとか、どれには興味があるなといったことを把握できるので、必要な箇所を読み進めることができます。もちろん、通読するものをありますが、同じような類いの本を読んだ経験があり、予備知識を蓄えていけば、こういう読み方もできるようになります。

本は著者の分身であると思えば、わずかな代金で、いつでも著者と対話することができます。講演会や動画と違って、本は知識吸収のスピードを読み手が調節できるメディアです。その点で本はよくできており、それゆえ、長い歴史を経ても採用され続けているのでしょうね。

smartmouthは日本に輸入して欲しい

2021年3月6日土曜日

思考の閉塞感を乗り越えるには

こんにちは、辻井洋行です。

私たちは、自分に自由な思考や意思があるとなんとなく信じているのですが、認知心理学や脳科学の知見に頼らずとも、日々、見たり聞いたりしていることに、思考や意思が大きく影響されているのだと気づくことがあります。

特定のモノの考え方に囚われていたり、そこまででなくても、狭い範囲で思考していたりしています。私が、そう思うのは、毎日、ブログやメルマガを書くことを習慣としているからです。習慣にしていると何かを書くということにドライブが掛かるので、書かなかった期間に比べると思考は前進して行きます。

それでも、自身でこれまで書いたブログを読み返せば、同じようなことを書いていたり、栗理変えしていたりします。もちろん、ブログなどは、誰もが読みわけではないので、同じことを書いても、読み手によっては初めて目にする情報であるため、それで良いとすることはできます。

ただ、そういう記事を読み返すと視野の狭さや思考の閉塞性を感じてしまいます。その解決策は、おそらく、より広い情報に触れること。そして、矛盾するようですが、特定の情報をどんどんと掘り下げていくことでしょう。

触れる事象を増やしていくのか、特定の事象をどんどん掘り下げていくのか。どちらも思考を豊かにして、特定の思考への閉塞から自身を解放することにつながるのではないでしょうか。

こういう思考もまた、書くことを続けているから辿り着いたものです。手足を動かしながら、考えを形にすることの大切さに改め気づけたように思います。



2021年3月5日金曜日

年の功と青さと

こんにちは。辻井洋行です。

ある程度歳を重ねてくると、いろいろなことが許せるようになります。若い頃には、一つ一つ心に引っかかって、 波風が立っていたことも、許せると思えるようになります。

それは、いろいろな経験をしたからこそ得られる心持ちであって、自分自身が若い頃にそのように思えたわけではありません。ただいつの間にか、いろいろなことを通り抜けているうちに、物事の捉え方が少しずつ変わっていくのです。

私自身、まだ世の中では道半ばの立ち位置ですが、それなりに、これまで色々な課題に直面しては解決を探り、経験を積んできています。年の功と言うのは、年齢を重ねることによって得られる功績なので、そればっかりは、急ぎ足でどうにかこうにか手に入れるとわけにはいきません。

したがって、歳を重ねた者には、それなりの役割があり、歳の浅い人たちに対して、とるべき態度をわきまえる必要があると思います。

一方で、私自身にもまだまだ青さは残っています。その青さは時に、より青い存在に対する嫉妬となって立ち現れたり、自分自身の士気を鼓舞する者として働いたりしてくれます。

そして今日も、こんな青い文章を書いていたりするわけです。歳を重ねることにより得ること、そして同じくらいに失うことがあるはずです。そうやって、一人の存在はバランスを保って、世の中に存在しているのでしょう。




2021年3月4日木曜日

風の谷のナウシカが宮崎作品の原液だったのか

こんにちは。辻井洋行です。

風の谷のナウシカの原作を読み直しています。ナウシカの映画を見たことのある人も、原作のコミックを読んだことのない人はたくさんいるようです。

映画になったのは、はじめの2巻目くらいまでの内容で、3巻目以降が作品の深い世界へ入っていくのです。どうして腐海はあるのか、ナウシカたちはなぜいるのか。そういう謎が明らかになっていく内容は、映画には描かれていません。

また、読み直すとその後の宮崎作品の内容の多くが、ナウシカの原作に既に盛り込まれていることに気づきます。On Your Markや天空の城ラピュタ、紅の豚、もののけ姫、風立ちぬなど、「ああこれって」という発見がたくさんあります。

まだこの原作全7巻を読んでないなという人は、ぜひ手に入れてみて下さい。そんな今宵でした。



2021年3月3日水曜日

仕掛かりの仕事をずっと抱え込むのは精神的に良くないよね

こんにちは。辻井洋行です。


大学は、授業のない期間に入っていますが、企業調査、研究室の院生たちの研究相談や委員会の業務、来年度に向けた準備や打ち合わせ、依頼を受けた仕事への返答などなどがずっと続いています。


気ぜわしさの原因は、どれもがオンゴーイング(On-Going)の状態、仕掛かりの状態であるということでしょう。仕上げるの前の仕事をずっと抱えている時には、スッキリしない精神状態が続きます。


一つ一つとっとと仕上げていけば良いのですが、なかなかそうもいきません。仕事を完了させないことによって安心している自分がいることも感じます。しかし一方で、仕事を仕上げてしまわなければ次のステップに行けないことも理解しています。


気ぜわしい状態が続くと、そのことに気をとられてしまうので、クリエイティブな作業が進んでいきません。これでは悪循環が続くばかりです。やはり一つ一つ丁寧に仕事を終わらせ、すっきりとさせていくことが必要でしょう。そして仕上げた仕事に感謝をして、丁重に送り出すことによって、次のステップに進んでいくことができるわけです。


わかっているならどんどんやってしまえばいいのに、そのように自在に進めていくことができないのもまた人の性(さが)なのかもかもしれません。




2021年3月2日火曜日

ニューノーマルはもうノーマルになった

こんにちは。辻井洋行です。

ここ数ヶ月は、もう「ニューノーマル」(新しい生活様式)という言葉を聞かなくなったような気がしています。それは、僕が疎いからなのかもしてませんが。聞かなくなったということは、それが特別なことではなくなったという事かもしれません。あれこれ取り上げて、特別に議論するのは、まだ形やり方が見えていないからでしょう。

この1年間で、僕自身に訪れた大きな変化は、毎日散歩に出るようになったことです。以前は、夕方の遅い時間まで職場に残っていました。お腹が空くので甘いものを完食して、運動もせず過ごしていたため、不健康な毎日だったと思います。

毎日毎日、散歩をすることにより花鳥風月、山紫水明を感じながら、それらと一体である自分を改めて感じます。あることに集中することは、他にないリフレッシュの時間になります。僕は瞑想をする趣味は無いのですが、散歩もまたそのような効果があるのかもしれませんね。

体調の管理は、長く走り続けるためにとても重要です。走ると言うのは1つのメタファーですが、好きなことをし続けるためには、体力がなければ何ともなりません。風邪をひいたり、体調を崩したり出することがあれば、生活のリズムが台無しになってしまいます。

僕自身は、大病の経験もなく、大きな怪我をしたこともありません。その点ではとても恵まれており、両親には感謝しています。そうであればこそ、自分の身体を余すことなく活用して、仕事に取り組んでいくことが、恩に報じることになるはずです。



2021年3月1日月曜日

人にやさしくするのは自分を大切にするのと同じこと

こんにちは。辻井洋行です。

対面する相手への尊敬は、どんな関わりであれ、同じくあるべきものと思います。関係が深くても浅くても、道で散歩するときにただ見かける人であっても、等しく尊敬の念を持って、接するのがよいと思います。

私たちは、一人で生きているようであり、じつは、直接的・間接的に無数の人たちとの関わりの中にいます。たとえば、いまブログを書いているPC端末のライフサイクルには、簡単には想像できない人たちの貢献があるはずです。

そういった貢献に思いを馳せること、慮ることにより、私たちは自分の生の全体を意識することができるようになります。ましてや、日々目の前に現れる人たちが、自分に関わっていないはずがありません。

これは、時空間を感じる心というものでしょう。好き嫌いを含めて、世の中は私自身と一体のものであり、より広くみれば、私は生態系の一部であるといえます。感じられる内外の世界が貧しくなっているとすれば、それは私自身の貧しさへの気づきであるといえるでしょう。

そのように整理すれば、対面する相手に尊敬の念を持つことは、生きる上で必要なことであり、尊敬を持って関わることによって、相手に喜びが生じるのであれば、自分にもそれが生じていることになります。


ここは、江頭2:50さんの歌う「人にやさしく」ブルーハーツ[1985年]で。w

 https://youtu.be/lHIYBDbQmj8