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2014年11月11日火曜日

喜ばれてこその企画

 大学なんかで、偉い人を招いて講演会を開くのだけど、集客できなくて、職員や学生を動員するなんてことはよくあることです。もちろん、話を聞いてみたらなかなかためになったということはあるのだけど、そうは思えないで、一人また一人と撃沈していく様は、話し手からみて残念に映るものです。

 そういう状況では、企画する人、 話し手そして動員された人が、lose-lose-loseという大変残念な関係になっているのである。だったら、初めからお招きしなければよいということになるのだけど、そこには大人の事情というものがあるらしい。講演会の企画は、例えば、孫正義さんやホリエモン、ビルゲイツやヒラリークリントンあたりであれば、会場が人で溢れることになるだろう。それくらい、誰でも知っているような人でない限りは、企画が労せずに成功するなってことは稀でしょう。

 もちろん、誰か面白い活動をしていたり、文筆活動をなさっている方の話を聞くのはためになるのだけど、その人選のプロセスをひと工夫すれば、もっと有意義な場を作りだすことができると思うのです。たとえば、対象とする聞き手が、話を聞いてみたいという人物をリクエストしてもらう。何か具体的な活動をしている人たちにとって、その活動を促進する話をしてくれそうな人を選んでもらう。このように、実際の聞き手のリクエストから企画すれば、取り合えずは、中心的なターゲットに当たる人たちが関心を向け、その人たちが友達を誘って来てくれる。ぜひ、友達と一緒に話を聞いてみたい人を招聘できれば、自ずと人が人を呼ぶ流れを作ることができる。

 私自身も、前者のような無責任な講演会企画だけはやるまいと決めています。関係者がみんな嬉しくなる企画こそ、企画と呼ぶにふさわしい。企画力を磨けば、時間や労力の無駄を防ぐこともできる。過去の失敗に学び、これからのやり方を改善していくこと。喜ばれる企画者になりたいものです。

2014年11月10日月曜日

70キロの壁

このひと月の間、快調に減り続けた体重もここに来て、足踏み状態が続いている。先週の中旬に71.5キロまで下がったものが、今朝には73.0キロまで、あっという間に逆戻りである。週末の朝歩きを怠ったせいか。またまた、昨晩の呑み事のせいか。ま、まだまだ生活習慣が定着し、体質改善に至っていないということだろう。

きっと、この先には、「70キロの壁」があると僕はみている。その壁を乗り越えるには、これまでとは違う生活習慣を定着させなければならないはずだ。まだ取り組んでいないのは、ウェイトトレーニングである。それから、ジョギングにも足を踏み入れていない。もちろん、自分勝手な仮説の上でやっていること、科学的な核心はないのだけど。

2014年11月7日金曜日

朝歩きからはじまる

朝歩きを始めて、早くもひと月になりました。習慣とは不思議なもので、今や朝には歩きにでないと1日が始まらないような気がするものです。
もともとは、夏の暑い最中に、昼間のウォーキングが疎かになってしまったことから始まったこと。もう、それなしでは、仕事のスイッチが入りません。ちなみに、9時就寝の4時起床か、ここ最近の生活サイクルになりました。夜食も取らず、とてもヘルシーです。みんなが騙されたと思って、朝歩き、始めませんか。

心の深いところ

 大学の教員の仕事は、読んで字のごとく何かを教えてあげることである。もちろん教え方には、いろいろあって、大きな講義室で話をするというものから、研究の指導まで幅広い。僕は、そこにいるみんなが満足するように頑張っている。ま、満足とまで行かなくとも、授業にコミットできていることを目指している。

 そこのところに頑張ってしまうのは、どうやら、割と負けず嫌いなタチだからなのだろう。教員や大学生については、世間で色々言われているけど、本質的なところは、それほど以前と違いはない。それは、心が震えるような体験がしたいたいうことだ。それへの切り口や段取りが時代の流れで変わったというだけ。心の深いところは、ほんの数十年で変わることはないのだから。