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2016年8月3日水曜日

アメリカ人はピザの耳を食べない

アメリカ人は、ピザの耳を食べない。これには、驚いた。
大学のセミナーでピザが振る舞われる時には、大量の耳が紙皿と一緒に捨てられているのを目にするし、学校の給食で一切れ出される時にも、耳だけは食べずに残すのが普通だというのである。

ピザは、たいてい丸形をしていて、その真ん中から外に向けて、ソースが塗られ、具材とチーズが載せられて、窯焼きになる。ピザの耳は、端っこの方のことで、生地がむき出しのままになっているのである。ピザ生地の素の味が好きだという変わり者でない限り、それをわざわざ食べる必要はないというのだろう。

それを知っているピザ店の中には、ピザの耳にチーズを入れ込んであるよ!とか、ピザの耳をディップするソース付きだよ!という工夫をして、食べ残しが出ないようにしている。これは、きっと作り手の商品に対する愛情に違いないと思いたい。

しかし、味が付いていないからといって、ピザの耳を捨ててしまうのは、食べものを粗末にしていることであり、とっても残念な気持ちがする。幼稚園や小学校でも、食べ物を工作の材料にしたりしているのをみると常識の違いを感じさせられる。たとえば、マシュマロをボンドで紙に付けてヒツジのデザインにするとか。

食べ物に対するこのような扱い方は、有り余る食物を持つ豊かな国に住む人たちのおごりに思える。そういうことを意識していないなら、尚更見直すべきなんじゃないだろうか。

もちろん、このことは、僕の身の回り数十メートルで起こったことを取り上げたに過ぎないので、気の利いた研究があればそれを読んでみたい。また、日本を含めて、他の国でも、そのようなことがあるか、調べてみると面白ろかろう。


写真は、サンパウロでごちそうになったピザ。椎茸と干しトマトが印象的だった。もちろん、耳まで感触したよ。

レパード・マーメード

ラーチモント小学校のマスコットは、レパードである。それが、ノーフォーク市(バージニア州)のマスコットであるマーメード(人魚)とフュージョンして生まれたのが、このレパード・マーメードである。


後にも先にも、このフュージョンを観たことはない。ギリシャ神話の世界を思わせる大胆なキャラクターである。目線は遠く、指先は遥か先方を指している。自由な発想で、あなたの道を行きなさいと示してくれているようである。

2016年8月2日火曜日

FAT TIRE & FRIENDS

ノースカロライナ州のファットタイヤというビール会社のペールエールです。
こちらは、オールアガシ社というビール醸造会社とのタイアップ商品です。

NYCの街並みとワゴン店、ハイラインまで

7月6−7日
ご存じニューヨークは、大人の街です。子どもとお年寄りには、やさしくない。
見るからにそうでしょ。

完全に人工的な、直線とコンクリートの支配する街です。そういう無機質な街にも、そこの住み、働く人がいて、少しの人間性を垣間見せてくれます。
NYCに働く人は、下を見ながら歩き、ぼくら観光客は上を向いて歩いています。
通りは、一方通行が多い。それでも交通量が半端ない。乗り入れ規制を掛けた方がいいんじゃないか。
NYCでも、タクシーの天井広告は、とってもビッグサイズだ。
ユニクロのNYC店は、米国での旗艦店です。年間の家賃は120億円とか。知ってる人教えて。
タイムズスクエアは、いつもお祭り騒ぎ。市内でもここだけ、電飾広告が許可されているとのこと。
こんなコンクリートジャングルにも、人工公園であるセントラルパークが憩いを与えてくれる。開園は1859年とのこと。約160年かけて今の緑が作られた。
超の付く近代都市のニューヨーク・シティにも、ワゴン・ショップや露店がたくさんみられる。きっとこういう店を構えた方が、家賃が安くてすむのだろう。そして、同じようなワゴンがたくさんあるので、もしかしたら、フランチャイズ店だったりするのかも。
この上としたのワゴンは、シシカバブを売りにしている。
 こちらは、裏側からのみたようす。タイヤは付いているけど、いつも移動しているわけではなさそうだ。
 こちらは、ベーグルとコーヒーのお店。


 いろんなベーグルがいっぱいある。憧れのニューヨーク・ベーグルだったのだけど、とうとう買わなかった。
  
 こちらは、ホットドッグとタコスのお店かな。
新鮮なフルーツも露店で買えます。東京のど真ん中で、こういうお店はないよね。

 マンハッタン島の南西部にあるハイラインの起点は、チェルシーマーケットにある。
 メチャメチャ暑い中、たくさんの観光客が歩いている。
 このハイラインは、貨物列車の高架後を改装して2009年から遊歩道にしたもの。
 それなりに背の高い木も植えられている。
 ガーベラ(?)が鮮やかだ。
 ところどころに、ベンチがあったり、ワゴン店が出ていたり。
 ね、高架でしょ。
 しかし、歩いているうちは、空中庭園とは思えないくらいに。
  きっと、はじめはわざとらしく植えられていた草木は、6年のうちにお互いになじんで、独自の雰囲気を醸すようになってきているんだろう。
ハイラインを下から眺める。