門戸の傾きが酷くなり、扉の面が合わずに締まらなくなってしまっていた。しばらく竹の閂を載せてごまかしながら使っていたのだけど、いよいよ傾きが進んでいた。扉をさせるちょうつがいの軸が曲がっているのが原因だと思っていたのだけど、よくよく観察すると扉を支える支柱そのものが内側へ傾いていた。支柱の根元を見ると大葉の茎が太く育ち、全体を左へ傾かせていることが分かった。そこで、大葉を取り除き、支柱を元の角度に戻し、根元に杭を日本うち込んで元の角度に戻した。門戸は、元の通りスムーズに開閉できるように戻った。小さな土木工事を手掛け、庭木の根元にはびこった芝も取り除き、花の種や球根を植え付けられるようにもなった。
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