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2013年2月4日月曜日

門司港レトロへ

 2月3日(日)節分には、門司港レトロを訪れた。年間400万人がやってくるというこの風光明媚な港町は、大正時代には、日本を訪れたあのアインシュタイン博士も立ち寄り、今の三井倶楽部に宿泊したのに、旅立ったと聞いたことがある。
 北九州市においては、押しも押されぬ観光地になった門司港であるが、数十年前までは寂れた町だったという。ただ、赤煉瓦を使った倉庫やビルだけがあった。その町の特徴を上手く捉えて、工夫を施し、今の賑わいを作るに至っている。それを誰が主導して、どのように活気づけていったのかを不勉強な僕はよく知らないが、地域の内外のこの町の持って要る潜在性にとりつかれた人たちが、ああでもこうでもないと良いながら、作り上げてきたものに違いない。
 目の前にある門司港レトロ地区を眺めれば、もうそれに圧倒されてしまうしかないのであるが、僕たちが目を向けるべきは、この地区が今までに至った過程だと思う。ひとりひとりの小さな人が、この場所のために、どんなことをしてきたのか。きっと、計画を頓挫させるようなトラブルも頻発したのだろう。どれだけの人たちの思いと汗が、この町につぎ込まれているのだろう。時の流れに思いをはせた日だった。


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