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2018年10月7日日曜日

夜更けを楽しもう

なにもせず、一日を過ごす。とはいえ、食事を作り、洗い物し、部屋の掃除をして、簡単な模様替えに手を付け、庭の鉢植えを風から遠ざけ、職場に忘れ物を取りに行く。なにもしないで過ごすことは、なかなか簡単でない。それは、周りがほおっておいてくれないからである。なにしないようにしたいわけではない。考えるより先に、手足が動いてしまうのは性分である。自身の性分というものを受け入れられるようになったのは、割にここ数年のことかもしれない。それでもまだ、一定の青さは残っているようだ。まだまだ欲はあるし、簡単でないことは、打開していくものだと思っている。そんなことを改めて考えるのは、決まって週末の夜である。夜には、ほどよく疲労した意識が、余計なことを考えさせるようだ。秋の夜長に、思いを巡らす相手は、映画や本である。夜更けを楽しもう。

2018年10月3日水曜日

受取人支払郵便って

職場の近所の郵便局で、受取人支払郵便の手続きを行いました。企業向けのアンケート調査は久しぶりのことで、手続きを忘れていましたが、郵便局のHPに申請フォームなどが掲示されており、何かとスムーズに申請できるように工夫されていました。

それほど発送数のない調査ですが、これまでにない企業間の連携につなげていくことができるかもしれないテーマですので、ワクワクしながら取り組めています。仕事に向かうには、そういう気持ちが大切ですね。

明日は、コワーキングスペース秘密基地の岡秀樹さんと一緒に、学部3年生向けの授業科目「ビジネス・スタートアップ研究」(技術経営概論の枠)です。こちらも新しい試み。どんな時空間を紡ぎだせるか、楽しみでなりません。

2018年10月2日火曜日

技術者倫理@福工大

9月25日から始まった福岡工業大学での授業科目「技術者倫理」は、2日目を向かえました。

第2回の単元は、企業の社会的責任でした。1970年代のフォード社によるコンパクトカー・ピント事件を題材に、当時の産業界の状況を踏まえながら、企業が社会的な責任を意識しながら、事業を続けるにはどのような工夫が必要であるのか。そこでの技術者の役割とは何かを考えました。

科目の履修者は、同大学の電気工学科2年生です。事例の発表や質疑応答を通じて楽しく学びました。

次回は、連休明けの10月9日になります。

2018年7月3日火曜日

カンボジア滞在記2018年2月

これは、昨年の12月に引き続き2回目のカンボジア滞在でした。
期間は約2週間で、主にプノンペンの職業訓練大学校や工業コース新設の高校を巡りました。その道すがら、見かけたものをご紹介します。

カンボジア入国には、VISAが必要です。1回20ドルですが、35ドルでマルチVISAを取ると1年間有効になります
街の主な交通手段はバイクです。大渋滞の自動車の間をスイスイと抜けていきます。免許証が要らないと聞いたのですけど、慣れたら僕もそうしようかしんらんと。

あたらしいトゥクトゥクです。フロントガラスも幌も付いてて、乗り心地よろしい。

店先の狛犬です。日本では主に神社のイメージだけど、南国では住宅の門に据えられているよね。


おおきなポカリスエットのビルボード広告。新しい市場を開拓しようとしています。


商店の2から4階は住居です。商店に人が住んでいるから街が空洞化しません。そのうち、郊外へ移り住んでいく時代になるのかしらん。


個人商店が軒を連ねます。


ここは子ども向けの乗り物店だね。


移動販売のバイク
ショーケースの中は、パンかなあ。


消費者金融のスタイルは日本と同じだね。
支出は、収入の範囲で行いましょう。


基本的に、お金は収入の範囲で使いましょう。もっといえば、原資から得られる利子の範囲で使いましょう。(それが理想だな。)


金庫屋さん


いくつか種類あるガソリンスタンド ここは東屋ホテルの近く。


健康器具が流行るということは、この街の都市化はずいぶんと進んでいるのだろう。


高級茶葉の店かな。


郊外にいくとこんな祠(ほこら)が所々に立っています。ほうぼうを彷徨っている霊が、いっとき休憩を取る場所なんだとか。ベトナムでも同じものをみかけます。

こちらは、職業技術訓練大学校です。

ここは、カンダル州内、プノンペンの北東部にある新設工業コースを付設する高校です。カタール国の寄付で建ったという校舎が立派です。

とっても立派な校舎
暑い国にあって、涼しさを醸す建物の設計は大事だね。

こちらは、パラボラアンテナの付設工事の実習室です。

パソコンの構造を学ぶボードです。
組立や修理分野の技術者を養成しています。

街へ戻ってきた。
スーパーには、半調理済みの食材も並ぶ。
忙しい人が買っていくのだろう。
エノキもあるよ。
これは甘い豆
グリーンマンゴー
日本語の会社名は、品質の証しなのかも。
植物と共にある家
熱帯地域の草花はホントに多様だな。
ブーゲンビリアかな?

目立つための投資を忘れない。

と思ったらこんな可憐な白い花もある。

これは結婚式
平日の早朝から始まります。
 

ここの食堂は、夕方からオープンかな。
たくさんのヤシの実
何を運んでいるんだろう。
こちらは建築資材のお店

コンポントム地域の拠点校へ来ました。

電気・電子系の仕事は高校生たちに人気があるようです。


基本的なバイクの設計もやっています。

この拠点校では農業技術指導も行っています。

シメジも栽培ちう
脱穀機
さすがお米の国だね

樹木がたくさんあるキャンパス

食事は遺跡の近くの店で

ヤシの実は飲んでよし、内壁を食べてよし。

遺跡を散策
アンコール遺跡よりも800年ほど古いとのこと
クメール文明の片鱗を思わせます。

アリの巣

この狛犬の足は下の台座とひと続きです。

ここに信仰の場があったのだ。

樹に呑まれた建物

プノンペンへ戻る道すがらに、アツ小中学校があった。
中田厚仁さんは、国連のカンボジア総選挙の選挙監視員の
活動中だった1993年に殺害された。

1968年生まれということは、僕らと歳は変わらない。

SUSUの青木健太さんなど僕らの同世代より
若い人達がカンボジアに入り、様々なか活動を
工夫しながら取り組んでいる。
活躍を伺う度に、頭が下がる思いである。