紹介された6つのプロジェクトは、すべて生活者個人や地域コミュニティの抱える課題にアプローチするもので、身体の不自由を支援するものや伝統的な文化風習ゆえに生じている課題にオルタナティヴを提示するものだった。
また、どのプロジェクトも対象を巻き込みながら共に検討を進めていくというもの。このような設計コンセプトは、インクルーシブ・デザインと呼ばれている。
私たちが、サンアクアTOTO社のご協力を頂きながら進めているインターンシッププロジェクトも同じコンセプトであるが、意識疎通の方法や課題の同定、解決策の絞り込みの行程には、まだまだ粗削りなところが多くある。負けてられないぞ!