アメリカ人は、ピザの耳を食べない。これには、驚いた。
大学のセミナーでピザが振る舞われる時には、大量の耳が紙皿と一緒に捨てられているのを目にするし、学校の給食で一切れ出される時にも、耳だけは食べずに残すのが普通だというのである。
ピザは、たいてい丸形をしていて、その真ん中から外に向けて、ソースが塗られ、具材とチーズが載せられて、窯焼きになる。ピザの耳は、端っこの方のことで、生地がむき出しのままになっているのである。ピザ生地の素の味が好きだという変わり者でない限り、それをわざわざ食べる必要はないというのだろう。
それを知っているピザ店の中には、ピザの耳にチーズを入れ込んであるよ!とか、ピザの耳をディップするソース付きだよ!という工夫をして、食べ残しが出ないようにしている。これは、きっと作り手の商品に対する愛情に違いないと思いたい。
しかし、味が付いていないからといって、ピザの耳を捨ててしまうのは、食べものを粗末にしていることであり、とっても残念な気持ちがする。幼稚園や小学校でも、食べ物を工作の材料にしたりしているのをみると常識の違いを感じさせられる。たとえば、マシュマロをボンドで紙に付けてヒツジのデザインにするとか。
食べ物に対するこのような扱い方は、有り余る食物を持つ豊かな国に住む人たちのおごりに思える。そういうことを意識していないなら、尚更見直すべきなんじゃないだろうか。
もちろん、このことは、僕の身の回り数十メートルで起こったことを取り上げたに過ぎないので、気の利いた研究があればそれを読んでみたい。また、日本を含めて、他の国でも、そのようなことがあるか、調べてみると面白ろかろう。
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写真は、サンパウロでごちそうになったピザ。椎茸と干しトマトが印象的だった。もちろん、耳まで感触したよ。
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2016年8月3日水曜日
レパード・マーメード
ラーチモント小学校のマスコットは、レパードである。それが、ノーフォーク市(バージニア州)のマスコットであるマーメード(人魚)とフュージョンして生まれたのが、このレパード・マーメードである。
後にも先にも、このフュージョンを観たことはない。ギリシャ神話の世界を思わせる大胆なキャラクターである。目線は遠く、指先は遥か先方を指している。自由な発想で、あなたの道を行きなさいと示してくれているようである。
2016年8月2日火曜日
NYCの街並みとワゴン店、ハイラインまで
7月6−7日
ご存じニューヨークは、大人の街です。子どもとお年寄りには、やさしくない。
見るからにそうでしょ。
完全に人工的な、直線とコンクリートの支配する街です。そういう無機質な街にも、そこの住み、働く人がいて、少しの人間性を垣間見せてくれます。
NYCに働く人は、下を見ながら歩き、ぼくら観光客は上を向いて歩いています。通りは、一方通行が多い。それでも交通量が半端ない。乗り入れ規制を掛けた方がいいんじゃないか。
NYCでも、タクシーの天井広告は、とってもビッグサイズだ。
ユニクロのNYC店は、米国での旗艦店です。年間の家賃は120億円とか。知ってる人教えて。
タイムズスクエアは、いつもお祭り騒ぎ。市内でもここだけ、電飾広告が許可されているとのこと。
こんなコンクリートジャングルにも、人工公園であるセントラルパークが憩いを与えてくれる。開園は1859年とのこと。約160年かけて今の緑が作られた。
超の付く近代都市のニューヨーク・シティにも、ワゴン・ショップや露店がたくさんみられる。きっとこういう店を構えた方が、家賃が安くてすむのだろう。そして、同じようなワゴンがたくさんあるので、もしかしたら、フランチャイズ店だったりするのかも。この上としたのワゴンは、シシカバブを売りにしている。
こちらは、裏側からのみたようす。タイヤは付いているけど、いつも移動しているわけではなさそうだ。
こちらは、ベーグルとコーヒーのお店。
いろんなベーグルがいっぱいある。憧れのニューヨーク・ベーグルだったのだけど、とうとう買わなかった。
こちらは、ホットドッグとタコスのお店かな。
新鮮なフルーツも露店で買えます。東京のど真ん中で、こういうお店はないよね。
マンハッタン島の南西部にあるハイラインの起点は、チェルシーマーケットにある。
メチャメチャ暑い中、たくさんの観光客が歩いている。
このハイラインは、貨物列車の高架後を改装して2009年から遊歩道にしたもの。
それなりに背の高い木も植えられている。
ガーベラ(?)が鮮やかだ。
ところどころに、ベンチがあったり、ワゴン店が出ていたり。
ね、高架でしょ。
しかし、歩いているうちは、空中庭園とは思えないくらいに。
きっと、はじめはわざとらしく植えられていた草木は、6年のうちにお互いになじんで、独自の雰囲気を醸すようになってきているんだろう。
ハイラインを下から眺める。
2016年5月14日土曜日
沖縄(風;遠慮がちに)料理を作った
先々週末のことだけど、日本へ帰るという沖縄の友達(知人)のために、
自宅で送別会を開きました。
写真は、その時に作った僕なりの沖縄(風)料理です。
なんだか、僕はこうやって料理を作って食べさせるのが、
なんだか好きなんだよな。
もちろん、食べることもね。
ラフテー(風)
ソーメン・チャンプルー(風) ボークは、ちゃんとアメリカのSPAMを使ったよ。
2016年5月11日水曜日
ダラス滞在記(4月3日−6日)
4月初旬に出張で、テキサス州ダラスに滞在した。
ホテル代がバカ高かったこともあり、今回はAirbnbでの民泊初体験でした。
ダラスのアップタウンからダウンタウンを結ぶトローリーです。古いものを大切に使っています。
ペットのフンの後始末のシステムは、ノーフォークと似てた。不届きの場合には、罰金を取られるそうだ。警告しつつ、回収のためのバッグを無料で配っているのは、現実的でよいと思う。
建設ラッシュなのは、低金利の今、全国共通のようだ。
ダラスのダウンタウンの中心にあるキリスト教会
学会が開かれていたマリオットシティセンター
こちらは、たしかバプティスト教会だったはず。
DART(Dallas Area Rapid Transit)は、中心地と郊外を結ぶ市民の足です。
簡素で気さくなDARTの駅
ダラス大学に来ました。学生3000人規模の小さなキャンパスです。
公立大学のキャンパスの中にも信仰の印が。
ダラス大学の象徴である時計タワー
DARTのダラス大学駅の壁面緑化は、ナチュラルなのか、インテンショナルなのか。
ライトレールは、北九州にも普及して欲しいなあ。
踏切がないので、左右を見てから横断するようにと。
ダラスは、ダウンタウンをアートにするキャンペーンを展開している。
ライトレールの軌道上を歩いちゃだめだよ、と。英語とスペイン語で表記
マンホールは、わりと一般的な。
Cancer Serviverの像
道路と段差がないので、この標識は安全のために大切だ。
鉢植えは大きい
かなり大きな瓶に植栽するのは、ベトナムでも観た光景だ。
J.F.ケネディは、いまも愛されている。
古いものと新しいものと。
ダウンタウンの真ん中にあるダラス高校の校舎
この車両のシルエットが、何か気にいっちゃった。
消火栓が重厚な作りだ。
ダラス・アート・ディスクリクトの目玉のひとつかな。
街の象徴だね。
デザイナー・コンドミニアム(分譲マンション)かな。
駐輪場
植栽待ちの苗たち
ここで一休みして
ダラス美術館周辺
公園計画もLEED規格で評価するんだね。
宿泊先の隣にあったバーで、炭火焼きのジューシーなハンバーガーにであった。3日間通ったよ。
ダラス美術館でであったモンドリアンさんです。
こんなリユース・アートも。
オフィスビルの入り口にあった豪華なアレンジメント
Shiner Bocxは、テキサス州のブリュワリーから。
名前は忘れちゃったけど、ただただ美味かった事は覚えている。
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