毎日の振り返りをする時間は、将来に向けて大切であると分かっていながら、それをせずにここ数日を過ごしてきた。日々は、淡々と過ぎていくものであり、振り返ろうが、そうしまいが同じである。多くの動物は、日々を振り返るという発想そのものを持たないが、私たち人間が、大きな記憶容量を持つに至ったがゆえに、その蓄えている記憶に何らかの意味づけを求めるようになったということなのだろう。もてあます情報を整理したい、将来に向けてどんな意味があるのかを確認したい。そういう心持ちが、振り返りという作業を必要としているであると思う。
一年の計は元旦にありという。それは、みなみ平等に与えられた365日をどれだけ有意義に過ごせるかは、元旦の日にどんな構想を組めるのかによって決まるということだろうか。計画のためには、過去を振り返り、レビューする必要があるだろう。そういう意味では、年に1度だけ振り返れば十分だというようにも思える。毎日、振り返りを行い、記録を付け続けることは骨の折れる作業である。ゆえに、年に1度、そのような日があれば、十分なのかもしれない。しかし、年に1度では、何ヶ月も前のことを思い出すことさえ難しい。とすれば、一言一行でも書き残しておけば、記憶をたどりながら、振り返ることができる。
いろいろと書いたが、要は、毎日何か書き残して、振り返りをする動機付けを高めようということ。サボりがちな自分への戒めと応援である。
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