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2015年11月11日水曜日

ケリー国務長官がODUに来た

再生可能エネルギー技術で、アメリカが温暖化対策のリーダーシップを発揮するのだ!という講話でした。
非常に前向きの論調で、決して、資源利用の節約や浪費的なライフスタイルの見直しなど、我慢を強いるような話題には触れませんでした。さすがに、お話が上手なので、ところどころで拍手がわいていましたが、いいことしか取り上げていないなと不満が残りました。
また、僕の理解した範囲では、アフガンやシリア、中国での問題の背景には、気候変動と資源問題があるとも指摘して、それゆえに、再生可能エネルギー技術が必要だという指摘に。たしかにそれは正しいのだけど、課題の一面に過ぎないはずです。
国務長官ですから、アメリカが国際ヘゲモニーを握り続けるという論調になるのは当然なのでしょう。政治家の立場で気候変動を語るとこうなるという例であり、面白い体験となりました。

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