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2018年6月28日木曜日

バージニア州滞在記2018年3月

 
バージニア州ノーフォークに着いた。ここは、
米国北大西洋艦隊の基地のあるいわずとしれた海軍の街である。

なんだか久しぶりの空港は、相変わらず空いていた。
海軍の街として大きいけど、地方空港だからね。
この街に、僕は2015年8月から1年間住んでいた。
これは、約1年半ぶりの訪問である。

米国では、自動車での移動が基本である。日本を
出る前に、予約してきたレンタカーは、トヨタ・
ヤリス(日本名ヴィッツ)である。日本とは違って、
排気量は2000ccもある。
1年間住んでいた古い家。このディュプレックスの
1階部分を借りていた。大家さんによると115年前
の建築らしい。もとの持ち主は、マクドナルドさん
という産科医で、ここで開業していたらしい。だから、
ここで生まれた人が近所に今でも住んでいるそうだ。


お向かいにあったラーチモンド・メソジスト教会






























初日は、オールドドミニオン大学ODUのデイビット
先生のお宅に居候させてもらった。アメリカ人らしく、
ほとんど炊事はしないらしい。さっそくディナーは、
近所のレストランで、アンバービールにサラダと
ハンバーガーだったよ。



ノーフォークは、古くに開けた町なので、このような
味わいのあるアメリカ建築が随所に保存されています。
ちなみに、ここは僕が3日目から滞在したAirbnbの物件です。


押し売りはお断りです。

 お部屋はこんな感じ。

節約のため、毎朝サンドイッチを作って食べた。

フリーメーソンアビィは、古い教会を改装した
おいしいレストランです。

この教会も120年くらい前の建物でした。
メソジスト教会です。
柱のレリーフも凝っている。モダン建築にはなかなか
なされないよね。

 まさに邸宅

 ほれぼれする外観

ゲント歴史街区は壮観だ!
これらのレトロ建築は、ただ保存されているの
ではなく、実際にいまも人が住み続けている。

自転車までレトロだ。

保存地区の並びにたつショッピングの建物も、
また、街並みに合わせてある。

 
1992年からノーフォーク市では、町のシンボルとして、
マーメードを造るキャンペーンを行っているそうだ。
町のあちこちで見かけることができる。








タウンポイント・パークに来ました。

ここには、巨大戦艦ウィスコンシンが停泊しています。
湾岸戦争にも服役したそうです。1990年代って、
まだ主砲のある巨大戦艦の時代だったんですね。


対岸のサフォークでは、メンテナンスを受ける空母が見えた。 

こちらは、なんだろう。イージス艦かな?

 とはいえ、ホッとするのは民間船舶です。


こんな帆船たちも。

 そうここは、バージニア州ノーフォーク市です!

向こうを横切るのは外輪船です。日本なら琵琶湖か芦ノ湖か?

海軍で船乗りの人は、いったん仕事に出たら半年
から8ヶ月は帰ってこないそうです。
 

町の美化も行われています。飼い犬がもよおした時は、
ゴミ箱に付設したビニル袋を使って処分することが
できます。きっと、袋をまとめて持ち去ったりする人
がいないから成り立っているシステムなのでしょう。
飼い主もその場で用具を使って処分できるので、
楽ちんですね。ここまで手厚い一方で、もよおした
ものを放置するところが見つかったら、高額の罰金が
科せられるとか。

 ライトレールがいく。ノーフォークから、隣町の
バージニアビーチ市を結びます。

 表情のある消火栓

 Virginia-Pilot新聞社の本社ビル

広場の営業は、日の出から日の入りまで。のんびり
しているなあ。

そんなのんびりした公園でこそ、散歩を楽しみたいものだ。

 ここには自転車レーンが付設されている。
ノーフォークでは珍しけど。

 週末には、ノーフォークの対岸にある半島へ足を
伸ばしました。ここはヨークタウンです。あの
ヨークタウンの戦い(1781年)は、ここで繰り
広げられました。


ここのカフェで食べたクラブ(蟹)パテのサンドイッチ
です。写真で見るよりデカさ半端ないんだって!

 休みを利用してノースカロライナ州のキティホーク
まで足を伸ばしました。
ここは、ライト兄弟が初飛行を成功させた場所として
有名で、公園として保存されています。

 飛べーっ!行けーっ!

 このレールに沿って、双翼機を走らせたそうです。


 実験を繰り返すごとに、飛距離を伸ばしていった。
ここは四回目の着地ポイント。
700メートルほど飛んだそうな。

ここは、最後のAirbnbで借りた部屋です。東バージニア
医大の学生さんの借りているお宅でした。

大好きだったHGTV.comの"Fixer Upper" 夢の
リノベーションを提案し続けるテキサスの夫婦
チップ&ジョジョから目が離せない。


こんかい初めて食べたタコベル!

 取材に伺ったエッグレストン・サービス社のトラック


シュガープラムべー

リアルなセサミストリートのバス
これが一般的なスクールバスの規格であり、
どこの町でもだいたい同じだ。

大きくみれば浪費大国である米国でも資源ゴミの回収は
ちゃんとやっている。ただし、新聞・雑誌、ペットボトル
も同じって、どういうこと。。(笑)これはこれで、
その地に住む人達の行動様式に適応した方法なんだろう。

 滞在を振り返ると米国には、テレビで見るNYやLAとは
違った古くて味のある町があることが分かる。場所を
間違うと危ないけど、ノーフォークもまた住めば都と
いえる場所です。