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2013年7月23日火曜日

皿倉山からの眺望

 北九州には皿倉山がある。九州山地の北の果てに位置し、その眺望は、筑前国から豊前国へ至る標高662メートルである。
 もうこの夏の暑さからは逃れられないと諦めかけた週末に、そうだ標高の高い山に登って避暑を楽しもうと帆柱ケーブルに飛び乗った。出発から、10分程度で9合目にたどりついた。涼やかな風が頬を撫ぜた時には、ああ、このようにはまだ極楽といえる場所があったのだ心が弾んだ。さすがに、日差しは肌を刺すものの24℃の山頂気温は、避暑には十分である。気分よく、写真をたくさん撮った中の1枚がこれである。パノラマ故に少し凹型になっているが、八幡から洞海湾、高塔山を望んでいる。雨雲が同じ目線にあり、いまにも降り出しそうな気配であったが結局降らずじまいであった。約10年ぶりの眺望である。これを得られるのであれば、また何度もやって来たいものである。
 

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