週末の土曜日は、大学の公開講座を開いた。
第5回は、環境問題と産業・企業-中国の場合-
というテーマで、私と宋くん、敖くんが登壇した。
受講者の多くは、熱心な年配の皆さんで、
頷きながら、ほーっと声を上げながら、
聴講して下さった。大学の一般の講義では、
見聞きできない反応である。
宋くんと敖くんにとって、このような講座は、
いつもの聞き手という立ち位置を話し手に
切り替える機会になる。
一般の方々に、分かりやすく丁寧に話すという訓練になる。
今回は、5回シリーズの内の1コマのみだった。
きっと5コマ開講すれば、ワークショップや
受講者による発表など、工夫をこらせるかもしれない。
受講者の方から、「自分たちも、北九州に学ぶ留学生に
街の産業発展と環境問題の歴史を知ってもらうために
何かしないとね」という有り難い言葉を頂いた。
大学と市民、産業が連携して学生を育む空間を
作っていけるならどんなにいいだろうか。
そのような場所は、学生にとってまたとない学びの
機会を得られる地域ということになるだろう。
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