(2007年6月6日のブログから)
日々私たちは流転する万物の中に生きている。
私たちが織りなす人間関係や広くみれば社会や
文化も常に流転し続けるものである。
変わらないと思える自分自身も日々流転する
存在である。ぼーと一日天井を眺めて過ごして
いるとしても、すべての感覚器から情報を取得し、
学習を続けているのである。
そう思えば、身の回りの関係性が変わるという
ことを許して、精神の平穏を保ったままで、
受け入れることができるはずである。
変わり続ける自分を棚に上げて、周りが変わる
ことを嘆いたり批判したりすることは、
フェアではないように思える。
人は変わる、世界も変わる。
変わると考える私の理性もいずれ変わるのだろう。
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