9月28日からの3日間は、秋学期への準備期間となります。
私の研究室からは、1名が修士課程を修了したタイミングで、新入生が1名入って来て、大学院生4名となります。学部生1名は、あと半年で卒論を仕上げることになります。彼は、実験現場や実験資金を自分で探し、獲得して来てくれるので、任せておいて大丈夫なようです。
その他、北九州市立大学国際環境工学部では、学生モノづくりプロジェクトという学生のための制度があり、自分で企画したモノづくりの企画に対して、審査の上で予算を付けてくれます。私が担当している科目で、ビジネスプランニングに取り組んだ3年生が、半年間、研究室で地域課題を市民間で解決するマッチングアプリの開発に取り組みます。
ということで、研究室には6名の院生・学部生が出入りしながら、活動していきます。私は、彼らを迎えるための環境整備として、テーブルの搬入や冷蔵庫、コーヒーメーカーなどの洗浄をしました。何かを取り組みたいという若い人を応援するのは、大人の役割です。彼らの力がより強く伸びていくことを願って止みません。
研究室に出入りする人たちの興味関心の範囲はそれぞれです。いろんな人が出入りすることの良さは、私自身の関心の振り向け先を拡げることができるということです。世の中には、私の知らない関心事が常に湧き出しており、それに取り組む人がいます。世界の広さを知り、自分の伸びしろを拡げること。大学人の醍醐味の一つは、どういうところにあると思います。