自分の誕生日は、父母に感謝を伝える日にしています。父母が居たから、自分がいることを改めて強く意識するようになったのは、自分が人の親になってからのことです。子どもは、親に感謝などせずに育っていくものだけど、そのターニングポイントになるのは、どの時なのではないだろうか。自分が五十路に入れば、父母が達者で、長生きしてくれることを願うばかり。ただ、運命の日が先延ばしになることを祈るばかり。離れて住んでいれば、なおのことである。父母には、子どものことから、自分のことより、周りの人のことを先にするように言われて育ってきました。そのことは、今も染みついていて、日々の行動の第一原則になっていると思います。世の中は、多様な人で成り立っており、自分もその一員として、その行動原則を大事に思いながら参加できていることを改めて誇りに思います。
2016年のサンパウロ
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