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2021年5月26日水曜日

「君のとなりにいるその人ってホントに君が 思うような人ですか?」に思う

こんにちは。辻井洋行です。

専門職業人は、関連する知識の習得に研鑽する一方で、有能性の範囲で仕事するべしという戒めの下で日々課題に対応している。自分自身が責任を取れることは当然であるが、周囲から求められ任されることにも手を伸ばすことにもなる。それは、自身の領分が広がっていくことなのであるが、それが知らぬ間に「広がって」いくのか、主体的に「広げて」行くのかという違いがある。後者は、近代的な自我によるものであり、是とされるものである。ただ、前者も自身では気づかない才能に気づかされる機会にもなる。

「ジョハリの窓」で自身を眺めてみれば、未だに開いていない窓の存在に気づくことができる。スガシカオの歌詞に、「君のとなりにいるその人ってホントに君が 思うような人ですか?」というのがある。その問いかけを自身に当ててみれば、自身の内面世界につながる窓の取っ手に手が届くのかもしれない。



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