奈良県吉野郡大淀町のマンホールキャップのデザインは、吉野川を泳ぐ鮎と特産の果物である梨をモチーフにしている。デザインマンホールは、日本国内一般的な取り組みであり、その地域の特徴を表すものである。特に下水は、人の生活の結果として生じる副産物であり、それによる自然界への影響を小さくすることによって、継続的な恵みを得られることが期待できるようになる。河川の汚れは鮎を遠ざけるものであるし、みずみずしいなしの甘みには、豊かな山水が必要なのだろう。円観的世界観に立てば、我々の身体はこういった。一見外観と思われるものと一体の存在である。鮎も梨もまたわたしたち自身であるという認識を忘れてはならない。

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