台湾の公共交通機関では、プライオリティーシートのことを博愛座と表示している。あなたの博愛の心を示すようにというメッセージを感じ取る表示である。僕はこの表現がとても気に入っている。優先座席と書いてしまうと何か関係性の上下関係を感じてしまうが、例えば遠慮席という表示が、日本語なら適当かもしれない。目の前の誰かのために座ることを遠慮する。そういう心の動きを文字で表してみたらどうだろうか。謙遜やへりくだると言う感覚を文字にしてみる。
ただ、当の台湾では、博愛座という表現では、なかなか座席の譲り合いが起こらないなということで、議論が起こっており、日本式の優先座席が適当だという主張が力を持っているとも聞く。いよいよ何が正解なのか、よくわからない。

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