プノンペンの食堂で見かけたS&Bの七味唐辛子に違和感を感じた。
なになに、「NANAMI TOGARASHI」と書いてある。「ななみ?」
いやいや、これは「しちみ」でしょ。だから、「SHICHIMI」のはず。
まさか、日本ブランドの商品に、誤植なんてあるわけない。
調べるとこんな解説があった。外国のユーザーにとっては、
「ICHIMI」と「SHICHIMI」では、見分け聞き分けがしづらい。
ゆえに、「NANAMI」と表するようになったのである、と。
なるほど。ユーザーに配慮した、優しさが表れていたんだね。
しかしなあ。漢字表記の「七味唐辛子」になれていると「ななみ」では、
あの風味をなかなか連想しづらい。もう、音の響きと風味とが
条件づけられてしまっているからね。
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