今日は、勤務先の大学の学位授与式でした。全員が大きなホールに集まることを避けて、学科毎に教室に分かれ、オンライン・ハイブリッドでの実施となりました。
僕の所属部局は、基盤教育センターなので、所属学部生はいないのですが、大学院国際環境工学研究科には研究室があり、研究アドバイザーを行っています。この3月には3名の修了者があり、秋修了者を含めると5名を送り出すことになりました。なんと幸せなことでしょうか。
修了式では、教員が餞の言葉を贈ることになっています。僕は、「辛すぎることがあったら、逃げてもいいから、ぜひ命を大切にして欲しい」という趣旨のお話をしました。毎年、交通事故を超える数の自殺者がおられる。ストレスを与え合う社会においては、メンタルを病んでしまい社会活動を諦めざるを得なくなる人たちがたくさんいる。成長のためには、適度なストレスは必要だろう。しかし、メンタルを壊してしまうようなストレス源からは、まず逃げて、やり直していいんだということを覚えておいて欲しいと話しました。
学校から送り出す人たちには、できるだけ長く、充実した楽しい時間を過ごして欲しい。その前提は、心身を健康に保つこと、命を大切にすることだと思う。
そういうことを話しながら、誰かに対して話すことは、自分自身にも向けられているのだと改めて感じた日だった。
イカはその大きすぎる眼で何を見てるのだろうか
卒業式で先生たちのスピーチはすべて忘れてしまいましたが、「心身の健康を大切に」「逃げることは恥ではない」というお言葉は、今でも心に残っています。苦しいを感じた時、助かりました。今の日本語がまたおかしいかな、、、、頑張ります~~
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