調理残さを混ぜ込む時に大切なのは、なるべく小さく刻むことです。にんじんのヘタや大根の皮などボリューム感のあるものをゴロッとそのまま混ぜ込んでおいても、土の中のバクテリアによる分解がなかなか進みません。数日後に、混ぜ込むために土を掘り返した時に、まるままの野菜が顔を出すことがあります。
コンポストを導入する手もあるのですが、住宅地の家庭菜園では、近所に臭気が漂ってしまうのがおっかなくてやれません。少量の野菜くずを土に埋めていく位であれば、その点が気楽なものです。
昨日近所の山に入って、道を外れてみたら、土がふわふわで気持ち良かったです。木の葉が積もって、土にかえっているのです。香りはホームセンターでたまに買ってくる腐葉土と同じです。山には、天然の腐葉土があるわけです。自然界には、「ゴミ」はなく、大抵のものは回り回っています。
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