畑地を耕し過ぎると地中の生態系を乱してしまうという話を効いて、あまり介入せず、空いたところに種を埋めるようにした。
草引きも、種の植え付けに邪魔になるものを摘まむ程度にしてみた。地中の養分、微生物、表面を覆う草が相まって、生態系が生じている。そこに、種を植えることは、新しい要素が加わることになる。
プランターは、区切られた空間であり、他からある程度切り離されている。家庭菜園は、他の生物との関係で成り立っている。その有り様が活き活きとしているのであれば、干渉はなるべく控える方がよいのかもしれない。
30年ほど前に、拵えられた人工の庭も、歳月を経て生態系を養生して来ている。そこに外来の植物をおいた時に、よく育つとすれば、そこの生態系に受入れられたということになるのだろうし、育たないのであれば、他との関係に旨くなじまなかったということなのだろう。
そういう有り様を楽しみながら、作付けをしていくことにする。こういうのを折り合いを付けるというのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿