これは、カンボジア国立博物館の敷地の裏手で見つけた鋳型の外枠かなと思って、パチリと撮って来ました。この博物館では、仏像の修復を行っているらしく、こういう型枠が、敷地の中にいくつもおいてありました。
こういうバックヤードは、ビジターは見られないものでしょうが、その辺りのおおらかさがプノンペンの良いところだと思います。どうやって使うのでしょう。同じ型の銅像を元に砂型を作って、金属を流し込み部品を造形しては補修するという作業をしているのでしょうか。
このような仏像鋳型の技術は、きっと職人さんの技術であり、OJTで承継されていくのでしょう。国立博物館や寺社の仕事の一つは、そういった職人の技術を絶やさないように仕事を作り続けることにもあるのでしょう。
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