こんにちは。辻井洋行です。
ブログに何を書こうかと迷った時は、とりあえず書き出してみることです。何が言いたいか分からない時には、このようにあてもなく駆け出してみることによって、書きたいことが明らかになってきます
これはとても不思議なことです。 書くという作業は、自分の頭の中にある物事を切り取って、文字に起こしてみるという作業です。文字にすることによって、何かが目の前に形となって現れてきます。文字にするということは、頭の中な物事を切り取ってしまうことなので、全体像そっくりそのまま映したということにはならないのですが、ひとつひとつ短文を重ねていくうちに、なんとなく形になっていくような気がします。
このように、ぶつぶつ書いているだけで、このように何行か分の文章が目の前に現れてくるのです。それは見ていると、 僕は何か「書く」ということについて考えて見たかったのだということが明らかになってきます。もし初めの表題だけを書いて、書き進めることを諦めていれば、このような文章が生じることはありませんでした。もちろんこの文章が、誰かにとっていう意味であるかどうかはわかりませんが、書いた当人、とっては、少なくとも、一つの思考過程を残すことができたということになります。
私たちは、日頃から何かを考えているようであって、僕の名前は何かを「感じている」に過ぎません。思考するというのは、このように言葉に関連して見るという行動を意味します。「わかってるんだけどうまく言えない」というのは、何か感じているということではあるけども、自分自身の考えとして整理できていないということになります。整理されていない思考は、相手に伝えることができません。私たちは、思考を相手に伝えることによって、協力をしたい、その内容を高めあったりして、より充実した生活を築き挙げてきます。
ジョンレノンは、 Love is feeling, feeling is loveと歌いました。この歌手は、feelingの尊さを謳っていますが、そのように言葉にして歌っているということに、私たちは目を向ける必要があります。彼は、言葉にすることによって、この思想を世界に広げたのです。ただジョンレノンが、feelingだけしていても、私たちが特に感動は伝わってこなかったわけです。彼の人生から遠く離れた私たちがその思想を掴むには、やはり言葉が必要だったわけです。
今回は、何をブログに書こうかと思いつつ、兎に角なんか書いてみようと音声入力をしているうちにこの文章が出来上がりました。 思考をまとめないままに書いてみるという体験を読者のあなたもどうぞ試してみてください。
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