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2020年12月29日火曜日

大掃除は雑事を忘れるくらい一生懸命になってみれば良い発見が得られる

こんにちは。辻井洋行です。
大掃除の効用は、生き方の整理を付けることにあると思ったという話しをしてみようと思います。
この年越しの時期には、大掃除として集中的に、いつも手を付けられない場所の掃除に取り組みます。「今年の汚れ、今年のうちに」という掃除洗剤のCMが染みついていて、やらないと年を越せないような気分に急かされるのがこの頃です。もちろん、年賀状づくりも重なるので、気ぜわしさはピークに達します。

掃除をすることで、家の内外からホコリがなくなり、雑然としていたものがスッキリと整います。その状況に身を置くことによって、心も整然として安らかになります。また、掃除をし終えた後の疲労感が、けだるさと共に眠さを呼び起こし、気持ち良い昼寝に誘ってくれます。これは、長距離の散歩の後やジョギング、スポーツ後の感覚と同じです。

そして、掃除に集中している時には、平行して取り組んでいる他の仕事のことを忘れてしまいます。それによって、気ぜわしさという不快感から自由になることさえできるのです。気ぜわしさは、あれこれを取り組むべきことで頭の中が一杯になった時に、生じてくる感情です。

大掃除を仕上げなければならないという大義名分は、気ぜわしさを多い隠して、忘れさせてくれます。そして、物理的な時間が消耗することによって、取り組むべき事の取捨選択や優先順位付けが自ずとなされます。結果的に、最も大切なことへ労力を傾けることができるようになるのです。

このように考えれば、年の瀬に大掃除に一生懸命になることは、生き方の整理整頓になり、年明けからのスタートダッシュに貢献してくれます。大掃除は、しないよりは、する方が良い。できれば、他の雑事を忘れるくらい取り組むのがよいと思うのです。



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