こんにちは。辻井洋行です。
今回は課題解決型人材になろうという事について話したいと思います。
既に社会人として活動している皆さんにとっては、私たちの仕事は、誰かの困りごとを解決したり、より豊かな生活を実現したりすることによって、評価され対価が支払われていることで成り立っているわかります。ただただ職場に行けば、給料がもらえると言う事はなく、誰かにとって価値あるものを生み出しているからこそ、そこに対価が発生しているわけです。
ただ毎日の仕事をなんとなくやり過ごしてしまっていると、そういった基本を忘れてしまいがちになります。特に、会社に対価を払っている人との直接の接点がない人にとっては、日々それを意識しながら仕事を続けることが難しくなるようです。
私たちの社会は、誰かの貢献によって成り立っています。移動や物流や小売、飲食や芸能、生活を支えるための家電製品や車といったものは、すべて誰かが生み出しているから、対価を払うことでそれを利用することができる訳です。そして対価は、自分が抱えている課題を解決してくれるからこそ支払うことになるわけです。
消費者としての観点作り手に置き換えれば、自分もその主体であることを思い出すことになります。そして、取り組むべき課題が身の回りにいくらでもあることが見えてきます。自分にとって関係がないものと切り捨ててしまう事は簡単ですが、自分の技量や労力を傾けることによって、解決できること、解決に参加したいと思えることであれば、それらに取り組むことで、より主体的に社会へ関わっていくことができます。
対価として得られる金銭はもちろん私たちの生活を支えるものですが、それ以上に私たちの生きることの喜びとなるのが、課題が解決したという実感や受け手の喜びです。そうやって信頼を築いていく人のもとに、対価が転がり込んでくるのは自然な流れのようです。課題解決型人材として社会から得る信頼は、あなた自身は経済的にも心理的にも豊かにしていくものです。
何か自分にできそうなこと、ぜひ取り組んでみたいと思えることをいつも探しながら過ごしていきたいものです。毎日の生活をなんとなくやり過ごすのではなく、引っかかりを感じながら生きていくという事の大切さを改めて感じています。
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