こんにちは。辻井洋行です。
今回は飼育しているメダカについて書こうと思います。
2年ほど前からメダカを飼っているのですが、もう3世代目になりました。この春には、
その世代が15匹ほどいたので、 半分ずつに分け、 室内の水槽と庭の鉢に分けました。
すると夏を過ぎる頃には、庭のグループが栄養状態が良いせいか、どんどんと大きくたくましく
育っていきました。一方で、室内の水槽のグループは、小さいものでした。
庭の子達は、手をかざすだけでもエサが来ると思って寄ってくるくらい食欲が旺盛になりどんどんと体長も大きくなります。しかし室内の子達は、対して食欲を示しません。そこで、10月初旬に室内と庭のグループを入れ替えてみることにしました。
入れ替えた後でも、やはり元々食欲の旺盛なグループは室内でもたくさん食べ、食の細かったグループは庭に移っても変わりませんでした。さらに、11月になるとますます水温が下がってきたためか、庭の鉢の子達は深いところでじっとして、 餌を撒いても浮上して来ようとしませんでした。
結局、庭に移動したグループも別の水槽に移し、 室内へ連れて来ることになりました。室内に移動して3日ほど経ちました。外に比べると水温は何度か高く維持されているはずです。 しかし水面に餌を撒いても、勢いよく浮上してくる感じはなく、水槽の低いところでじっとしています。
これは何ヶ月もの間に、メダカ達が見つけてしまった習慣が残っているのかもしれません。夏に外で過ごし、 旺盛な食習慣を身につけたグループと、室内で食の細いまま育ったグループでは、環境を揃えてもすぐに同じように行動するようになるとは限らないということでしょうか。
今日もメダカの生態観察は続きます。
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