こんにちは。辻井洋行です。
今回は忘れ物を減らすのに最も効果的なのは、持ち物を減らすことであるという事について考えてみたいと思います。
僕は今日の午後、出かけることになりました。直前まで仕事をしていたので、一応荷物をまとめていたのですが、車に乗り込んでから不安になりました。なぜなら、今日のお出かけでは、少し持ち物の数が多くなってしまっていたからです。
一応、いくらか冷静だったら、車に乗り込んだ後で、こういう急ぎのときには忘れ物をする傾向があるから、ちょっと考えてみようと出発を遅らせました。マスクは持ってるか、免許証あるか、鞄にはタンブラーや本が入っているのかなどなど、確認することになりました。幸い今回は、必要なものは全て手元にありました。
しかし、出発してから考えた事は、そもそもこのような思い返す時間を取るのは、不要なことだったかもしれないということです。これが、待ってくれない公共交通機関でのお出かけであれば、乗り遅れてしまい、料金を支払い直すと言うことにもなりかねません。
このような状況を防止するには、持ち物チェックリストを作って、あらかじめ確認しておくと言う方法があります。ただ、チェックリストを作らなければならないのは、手荷物の数が多すぎるからです。むしろ、手荷物の一生チェックリストを作らなくても良い位に、少ない数に制限してしまえば、忘れ物がそもそも起こらないはずです。
とは言え、私たちにはどうしても必要なものがありますよね。それでも、必要なものの優先順位はあるはずです。その優先順位の低いものから順に削って行けば、最後に残るものがなくてはならないものということになります。
では、その優先順位は、どのように決めれば良いのでしょうか。例えば、車に乗るなら免許証が必要ですよね。出かけ先では、いくらかの支払いの機会があるでしょう。この時に免許証のホルダーと、財布を別々に持っていたら、荷物が2つになります。それで、多くの人は、財布の中に免許証入れてることが多いと思います。しかし僕にとっては、財布は結構かさばってしまうので、使わなくなりました。代わりにカードケースに免許証入れ、クレジットカード1枚と何枚かの紙幣を入れることにしています。今でも現金で支払わなければならない店がたまにあるので、現金を持ち歩くことになるのですが、本当は1枚のクレジットカードで積めばいいと思うし、スマホで支払うことができる店ばかりになってしまえば、クレジットカードさえ持ち歩く必要がなくなるはずです。
これは、ポケットに入る荷物の例ですが、旅行の時なども、カバンの中に入っているアイテムの数が減れば減るほど、確認する必要がなくなり、結果的に忘れ物自体がなくなることになります。例えば、外国に出張に行く時も、ホテルのランドリーサービスを使うと考えれば、服のセットを3日分もあること足ります。これを自分で洗濯すると考えたり、旅行日程分の着替えを持っていくと考えたりすれば、膨大な数の力を持ち運ぶことになります。結果的に、忘れ物をしてしまうリスクを高めてしまうのです。
忘れ物リスクを下げるには、ものを持たないようにすること。近場へ少し出かける位であれば、ポケットに入る範囲でものを持てば、そもそも忘れ物をする事はなくなります。優先順位をつけるというノウハウは、仕事において問われることが多いですが、このような毎日の生活の中に、応用することができます。あれもこれも荷物が多くなりすぎて困り、なおかつ忘れ物が多くて嫌になってしまうと言う人は、自分にとって必要なものは何かと言うことを改めて自分に聞いてみると言うことから始めると良いはずですね。
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