こんにちは。辻井洋行です。
思わぬ出会いには、心が震えるものです。それは、世の中が、自分の狭い容量では説明しかねるものであると、不意に思わされる瞬間です。そのようなことに直面することが増えれば、それだけ、世の中が奥深いものであると捉えられるようになります。
誰にも半生があり、それぞれの経験を積み重ねてここにいて、対峙するに至っています。そう思えば、その人となりに興味を持ち尊重することは、当然のこととでしょう。誰にも切実な時が流れており、その価値については、外野がとやかくいうことは、できないはずです。
誰しもが個であり、そのことを受け入れて、辛い時も安らかな時も、生を灯しているわけです。そう、ここで見事なポーズを決めちゃっているペンギンにもまた、他の知り得ない時が流れているのです。ゆえに、個々の生は、誰かの道具や目的ではなく、それ自身が尊いはずなのです。
その尊い存在との出会いには、やはり、心震わさずにはいられないでしょう。
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