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2021年6月19日土曜日

サンパウロのチベット・ハウス

こんにちは。辻井洋行です。

2016年3月下旬、僕はサンパウロにいました。大学院の小林先輩夫妻を頼っての渡航でした。到着したその日に、今日は特別なセレモニーがあるということで、市内のチベット・ハウスへつれていってもらったのです。

チベット・ハウスは高層ビルの建ち並ぶサンパウロにあって、2階建の小さな祠のような作りでした。この写真を見ると竣工からまだ日が経ってない雰囲気でした。

チベット仏教の僧侶が来ていて、何週間か掛けて描いた砂の曼荼羅を崩す日だったと思います。開錠にはたくさんのパウリスタたち、曼荼羅についての説明に耳を傾けます。南半球においてもチベットへ関心を持つ人がこれだけいて、実際に足を運んで来ていました。

曼荼羅は世界の仕組みを表したもの。それを砂で描き、最後に崩してしまうことに、仏教の価値観を感じたことを今でも覚えています。




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