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2021年6月11日金曜日

自分の思考の一部を客体として造形・彫刻する

こんにちは。辻井洋行です。

朝の時間は、アウトプットから始めます。なぜなら、前の日の活動を通じて五感からため込んだ情報が頭の中で整理され、アウトプットされるのを待っているからです。私たちは、定期的に頭の中に入っている考えをアウトプットすることによって、何を考えているのかを自分がひねり出す文字や絵、音声を通じて再認識することができます。

アウトプットしないままに新しい情報をインプットしてしまうと、記憶は定着しないまま、どんどんと更新されていってしまいます。忘れてしまった構わないことはそれでよいのですが、これは思考の履歴として残しておきたいということは、アウトプットしておく必要があります。また、アウトプットして見なければ、それが自分にとって必要なことがどうかの判別も付かないものです。

書いたり話したりするのには、労力・エネルギーを要します。ただ、それを惜しんでしまえば、前の日までの思考をどんどん捨てて行くことになります。特に、知的生産には、アウトプットが大切です。アウトプットし、自分の思考の一部を客体として造形・彫刻し、完成させていくようなイメージです。



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