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2021年3月23日火曜日

視点の置きどころでものの見え方が変わる

こんにちは。辻井洋行です。

今日は7時間ほど車を運転することになりました。車の窓から見える遠い景色はゆっくりと流れますが、真横のガードレールはものすごいスピードで流れていきます。また、はるか前方を走る車は、とてもゆっくり動いていますが、私の車のボンネットのすぐ先の路面は、どんどんと車の下の方へ吸い込まれていきます。それでも、車の中の自分は、座席に座ってハンドルを握っているだけです。

これと同じような経験は、飛行機になった時、感じることができます。高いところを飛んでいると、周りの景色はとてもゆっくりと流れていきますが、特に着陸するときには、飛行機のスピードの速さを実感します。高高度では、時速1000キロメートルで飛んでいる飛行機は、着陸するときには時速250キロメートル位まで減速しているようです。それぐらい速度の違いがあるのに、着陸した途端の飛行機の方が、対地速度が目視できる分だけ、速く感じられます。

同じ動きの中にあっても視点の置き所で、違った状況を感じられる。どの視点を取るかは、自分自身である程度は決めることができます。主体をどういう風に発揮するのか。それによって、ものごとの見え方が変わります。長距離ドライブの間は、図らずも、そんなことを考える時間になった。
花も視点の置きどころで見え方が変わる


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