朝の時間に、頭の中の情報を外に吐き出すことがなぜ大事なのかということについて考えてみました。
1つの例えとして、私たちの呼吸になぞらえることができると思います。息を大きく吸うには、その前になるべく多く吐き出しておく必要があります。息を大きく吐き出した後には、たくさんの空気を肺の中に送り込むことができます。空気を吐かずに、吸い込むだけ吸い込もうとしても、スムーズに肺の中には全然入っていきませんよね。また、空気を吸い続けようとしても、かえって息苦しさが増していくだけです。
吸い込むことばかりに意識がいってしまうと、吐き出すことを忘れてしまいます。そこで一旦落ち着いて、空気を吐くことに意識を向けることにより、結果的に 新鮮な空気をより多く吸い込むことができるようになります。
おそらく、頭の中の知識も同じで、吐き出すことにより、より多くの新しい情報を取り込むことができるようになるのではないでしょうか。これは肺の空気の出入りとは 違う仕組みなのですが、僕自身はこのアナロジーによって、吐き出すことの大切さを再認識しました。学ぶ事は、情報を吸収することと思いがちですが、学んだことを書き出したり、誰かに話したりすることによって、自分自身の学びがより 深まると言う経験を持つ人が多くいると思います。
ぜひ知識を吐き出す、誰かに伝えると言うことに重点を置いて毎日を過ごしていることにより、より多くを学べる体質が築かれていくのではないでしょうか。
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