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2021年3月5日金曜日

年の功と青さと

こんにちは。辻井洋行です。

ある程度歳を重ねてくると、いろいろなことが許せるようになります。若い頃には、一つ一つ心に引っかかって、 波風が立っていたことも、許せると思えるようになります。

それは、いろいろな経験をしたからこそ得られる心持ちであって、自分自身が若い頃にそのように思えたわけではありません。ただいつの間にか、いろいろなことを通り抜けているうちに、物事の捉え方が少しずつ変わっていくのです。

私自身、まだ世の中では道半ばの立ち位置ですが、それなりに、これまで色々な課題に直面しては解決を探り、経験を積んできています。年の功と言うのは、年齢を重ねることによって得られる功績なので、そればっかりは、急ぎ足でどうにかこうにか手に入れるとわけにはいきません。

したがって、歳を重ねた者には、それなりの役割があり、歳の浅い人たちに対して、とるべき態度をわきまえる必要があると思います。

一方で、私自身にもまだまだ青さは残っています。その青さは時に、より青い存在に対する嫉妬となって立ち現れたり、自分自身の士気を鼓舞する者として働いたりしてくれます。

そして今日も、こんな青い文章を書いていたりするわけです。歳を重ねることにより得ること、そして同じくらいに失うことがあるはずです。そうやって、一人の存在はバランスを保って、世の中に存在しているのでしょう。




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