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2021年3月18日木曜日

木の根の侵入を防ぐにはテーパーの入れ子構造よりもロケットの凸凹及びシーリングが良さそう

こんにちは。辻井洋行です。

先週末の排水溝清掃は、本当に大変な経験で、全身が筋肉痛になったばかりでなく、また詰まりがいつ再発するのかという不安が続いています。もちろん、木の根に埋め尽くされていた排水桝は、スッキリしたので、その心配は年単位でないわけですが、これは一種のトラウマ的なものかもしれませんね。

いま住んでいるのは賃貸物件で、築30年くらいです。ということは、排水桝も同じ年数が経っているはずです。桝の樹脂そのものはまだまだしっかりしているのですが、木の根の侵入を許してしまう構造に問題があると思います。

桝は、モノコック構造ではなく、階層ごとにいくつかの筒を積み重ねる重箱構造になっています。重箱のつなぎ目は、先細りのテーパーの形になっており、下の部品に上のものを差し込む形です。その隙間へ木の細い根っこが外から食い込み、なかにある養分を確認してグイグイと入りこんで来るわけです。

たとえば、桝の筒の連結部部が、宇宙ロケットのように、凸凹構造になっており、間にシーリングのパッキンが入っていたら、木の根の侵入のリスクを下げられるのかもしれません。最新の桝の構造を知らないので、こんど確かめてみようと思います。

こういう問題の発見があると改善を検討する機会になります。なぜなぜ?を大切にして行きたいものです。

写真はサンパウロ・日本人街の歩行者信号


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