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2021年3月7日日曜日

本の読み方ってどうしてますか?

こんにちは。辻井洋行です。

今回は、本の読み方について考えたいと思います。僕は、本を平行して何冊か読み進めるのですが、読むスピードはあまり早くないと思っています。速読術などは身につけていないません。ただ、読む前に、著者の背景を確かめて、目次に目を通し、知っていることは、さらっと流して、知らないことを読んでいきます。

この読み方は、新書やビジネス書、教科書の類いの読み方で、小説など文学については、そういうわけには行きません。僕は、あまり小説の類いを読まないので、1冊を丹念に読み込むことはあまりやっていません。小説は、児童文学の範囲ですが、小学生の頃にずいぶんよみました。ポプラ社が出版していた緑色の背表紙のハードカバーを覚えている人がきっといるでしょう。

また、本を読む時に、傍線を引いたり、メモったりするということがあるようですが、僕の場合は、ドッグイヤーを付けるくらいです。どうしてもペンを持っているとスピードが乗って行かないし、思考が寸断されてしまうからです。なので、大事だなと思う一節があるページは、ページの上を三角形に小さく折り、目印だけつけておきます。ただ、このやり方が自分で買った本にしか適用できないので、注意です。

少し話しを戻します。目次を読めば、本の構成や流れをだいたい掴むことができ、どの内容を既に知っているとか、どれには興味があるなといったことを把握できるので、必要な箇所を読み進めることができます。もちろん、通読するものをありますが、同じような類いの本を読んだ経験があり、予備知識を蓄えていけば、こういう読み方もできるようになります。

本は著者の分身であると思えば、わずかな代金で、いつでも著者と対話することができます。講演会や動画と違って、本は知識吸収のスピードを読み手が調節できるメディアです。その点で本はよくできており、それゆえ、長い歴史を経ても採用され続けているのでしょうね。

smartmouthは日本に輸入して欲しい

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