こんにちは。辻井洋行です。
今回は年賀の扱いについて、考えてみたいと思います。 新年のご挨拶には、いく通りかの方法があります。直接お会いしてお慶びを申し上げること、年賀はがきを差し上げること、電子メールを差し上げること、Facebookなどのソーシャルメディアに書き込むこと、MessengerなどのSMSを差し上げることなどです。
ここ数年で、年賀はがきのやりとりは、ずいぶんと減りました。私自身、毎年120通ほどの発送がありましたが、今年については70通未満となっています。きっかけとして、先方から葉書のやり取りを止めてメール等に切り替えましょうというご提案があったり、宛先が不明になってそれっきりになったり。また、住所は分からなくてもソーシャルメディアでつながっていたり。いろいろですが、葉書でなくても良いという相互了解があれば、簡略化して構わないものと思います。
葉書の発送枚数が減って良かった事は、宛名書きまで、手書きで丁寧に仕上げることができるようになったことです。枚数が多いと、どうしてもプリンターに頼ってしまいがちになります。宛先を簡単にかつ正確に手書きするためのコツは、 郵便番号は間違いなく記入し、その上で、住所は町名以下から書き始めることです。7桁の郵便番号は、政令市であれば区の後の「町」までをカバーしているので、県や市を書かなくても届きます。また、手書きする時に文字数が多いと紙面が手狭になってしまうのですが、なるべく文字を少なくすることで、余裕を持って大き目に書くことができます。
けっこう手間取るのは、予定していなかった葉書への対応です。私は、年賀状の裏書きを筆を使って書いていて、何枚か余分を備えることにしているのですが、その予想を上回って新規の葉書を頂くことがあります。筆を使うには、葉書が普通紙でないと上手く墨汁がのらないので、インクジェット紙では間に合いません。それで、ゴメンナサイの一言を添えて、電子メールを差し上げることもあります。
年賀の扱いはいろいろであり、葉書の場合の書き方にも色々な工夫がありますが、気は心と申します。肝となるのは相手への思いであり、日頃の感謝の念ですよね。また、葉書一枚、メール一つで、自身の無事を伝えることもできます。この習慣は続けて行きたいものです。
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