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2021年1月21日木曜日

臆病なプレーリードックでありたい

こんにちは。辻井洋行です。

物事を考えず、判断を他人任せにすることを思考停止というのだと僕は解釈しています。自分で判断せず誰かに頼ることは自身の選択権をその相手に譲ることに等しいです。面倒なことは考えたくない、答えの決まっていないことには関わりたくない。誰かが決めたルールを援用して目の前の問題を片付ければ、自分が責任を負わされなくて済む。

誰かが先導する運動に賛同し、誰かの主張を自分のもののように叫ぶのも、それほど変わらない。責任を他人任せのまま言われた通りに行動すれば、面倒から逃れられる。日々の面倒がさらに加算されることなんて耐えがたい。だからといって、今のまま、旗を振る誰かに人生の一大事を任せる行動ばかりしていくけば、その先に続くのは、隷属への道である。

臆病なプレーリードックは、草を食む時も姿勢を高く保って、外敵に目を配りいつでも退散できる準備を怠らない。隷属への道を進む私たちは、地べたばかりを見て安穏と草をはんでいるのかもしれない。責任から逃れようとする無自覚な行動は、不自由な未来の来襲を呼び込んでいるのかもしれない。

臆病なプレーリードックであろう。常に、身の回りへの注意を怠らず、生きていこう。

到津の森で会えるよ

 

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