こんにちは。辻井洋行です。
今回は、何かをできるようになるには行動するしかないということについて、考えてみたいと思います。
水に入らなければ、泳ぎは身につかないといいます。学んだことを体得するには、実践が必要でしょう。学ぶことが身体と不可分であることは、学びの経験が長ければ納得することではないでしょうか。目や耳で得た情報を元に、発話したり動作したりすることで表現する。入力は、出力を通じて確かめられ、調整されていくことになります。
たとえば、毎日のようにブログを書くという作業も、「毎日ブログを書くコツ」という誰かの説明をけばできるようになるわけではなく、実際に書き続けて行く中で、書けるようになっていくわけです。
また、実際に動作することによって、イメージと実際とのズレを失敗として実感することができます。その実感が、修正の動機付けとなり、どの動作の起点になります。動作しなければ、そのズレに気づくこともありません。
たくさん失敗すれば、少しずつこなれて来て、それと類似の動作にもある程度、対応できるようになります。それを通じて、私たちは、いろんなことを動作し、体現できるようになっていくわけです。
何かをしようと思って、いつまでも思案ばかりしている人は、まず動作してみることです。なかなか腹が据わらずに怖さで体が動かない人は、小さく始めてみましょう。それによって、得られるフィードバックが、動作できる身体を作り上げていくのです。
今日のケニーさん
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