こんにちは。辻井洋行です。
今回は、毎日のニュースの仕入れにはニュースアプリが便利ということについて話してみたいと思います。
僕は仕事柄、職場で日経新聞を取ってもらって読んでいます。それから自宅では朝日新聞を定期購読しています。経済紙については、研究室での情報共有が必要であるし、大学生の就職支援に生かせる情報が載っているので、特に必要であると考えています。自宅で撮っている朝日新聞は、社会一般の情報収集のために読もうと考えているものです。
それ以外にも、スマホのニュースアプリを重宝しています。主に使っているのはスマートニュースです。スマートニュースは、ニュースソースごとにタグづけがされていて、とても便利です。まず、スマートニュース自体のタグづけでニュースの分野が区切られています。また、新聞社ごとに、タグを起こして並べることができます。また、新聞社以外にもいろいろな雑誌を読むこともできます。
このように、ニュースアプリを使っていると、1日では読み切れない数のニュースが提供されるので、どれを読むか精査をすることが必要なくらいです。一方で、日本の新聞社のオリジナルのウェブサイトに行くと、会員登録をした上で、無料会員の場合は月20本までといった制限をかけていることが多いです。
一方で、ニューヨーク・タイムズや、BBC、ロイターなどでは、記事に広告をつけてあるパターンが多く、ほとんどの記事を無料で読むことができるようになっています。それらの新聞社は、世界中に読者がいるので、マイクロな広告収入でも、大きな収益を得られる構造になっているのでしょう。一方で日本の新聞社は、基本的なマーケットが日本語圏なので、購読料のサブスクリプションモデルの方が、安定した収益を上げるのかもしれません。
ただ、これだけニュースアプリで読み切れないほどの記事が毎日のように提供されていると、わざわざ新聞社の購読会員になって、有料記事を読もうというインセンティブは薄くなってしまうでしょう。もちろん独自の取材記事については、大きな価値を持っていますが、それはその新聞社の記者のファンの範囲にとどまってしまうのかもしれません。
いずれにせよ、ニュースアプリさえあれば、世の中の大きな流れを掴むためのニュースの仕入れには事欠かないわけです。ただ、新聞社や雑誌社が倒産してしまえば、ニュースアプリに記事を提供する会社がなくなってしまいます。記事の提供体制やマーケットに応じた最適な課金モデルが、確立していくことを望むばかりです。
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